中流階級の経済学: これからの時代を生きる若者の為に
(著) 黒須純一郎
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「現代のような世界的危機と混迷の時代を生き抜くためには、目先のノウ・ハウを身につけるだけでは不十分で、他人に引きずられないで社会の動向を自分で見定め、何が自分の利益になるかを判断できる幅広い見識が必要です。」(本文より)古今の賢人(アリストテレス、アダム・スミス、カール・マルクスなど)たちの経済思想から、これからの時代を生き抜くための経済学的思考を提示する。経済学に興味を持つ学生や一般読者、特に働く若い人におススメの一冊!
【著者プロフィール】
黒須 純 一郎(くろす・じゅんいちろう)
明海大学経済学部教授,中央大学経済研究所客員研究員.
1947年東京に生まれる.
1970年中央大学経済学部卒業.
1979年中央大学経済学研究科博士課程修了.経済学博士.
1995~96年ミラノ大学へ留学.
専攻は社会思想史,経済思想史.
主要業績△『社会思想史』(学文社,1984年).『イタリア社会思想史』(御茶の水書房,1997年).「マッツィーニの旅」(宮崎揚弘編『ヨーロッパ世界と旅』法政大学出版局,1997年,第四章所収).「ロンドンのマッツィーニ」(宮崎揚弘編『続・ヨーロッパ世界と旅』法政大学出版局,2001年,第二章所収).「フランチェスコ・フェッラーラの経済的自由主義」(一橋大学社会科学古典資料センター,Study Series No49, 2003年).『日常生活の漱石』(中央大学出版部,2008年).『帝国海軍始末記− No More 貧国強兵』(御茶の水書房,2012年).『チェーザレ・ベッカリーア研究-『犯罪と刑罰』・『公共経済学』と啓蒙の実践』(御茶の水書房,2013年).
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