中世幻の古城(烏山城)と同地区再開発の変遷:烏山髙橋家の歴史と芦花公園駅南口再開発の経験
(著) 髙橋伸行
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[商品について]
―一族の歴史からみる南烏山地区の今昔物語―
かつて田んぼや林など緑豊かで長閑な田舎だった世田谷区南烏山。昭和30年代頃より始まった都市開発により大きく変貌し、今では昔の面影を見ることはできなくなったこの地域には、室町幕府将軍足利義尚に仕えた髙橋家初代の高種が伊豆雲見城主となって以来、髙橋一族が多く住んでいた。その髙橋家の一人として生まれた著者は、南烏山の過去と現在を残すべく、現存する石碑や先祖からの伝文、高橋家家書その他の文献による一族の歴史と烏山高橋家の居城であった烏山城、そして住民・地権者として関わった芦花公園駅南口再開発事業の経緯を本書にまとめた。ーー知られざる郷土の歴史とともに、まちづくりについて考えるうえでも示唆に富む一書。
[目次]
電子書籍化に当って
序章 はじめに
第1章 髙橋家の歴史と変貌
(1)児ケ谷髙橋家とは
(2)児ケ谷髙橋家の歴史
(3)最近(この十年程度)の髙橋一族の推移と動行
コラム
第2章 芦花公園駅南口再開発事業の経緯編
(1)再開発前の状況
(2)芦花公園駅南口街づくり懇談会の開催 平成八年
(3)その後の再開発の経過は下記の通りである(表Ⅱ)
(4)再開発後の芦花公園駅南口及び千歳通りの変化について(巻末の写真参照)
(5)芦花公園駅南口再開発の手法評価、感想など
付録 写真で見る「芦花公園駅南口と千歳通り沿い」の今昔 再開発前と後
著者紹介
[担当からのコメント]
戦後の日本は復興と発展の中で先祖から受け継いだ多くのものを失いましたが、故郷の景観もその一つに含まれるかも知れません。それぞれの地域が持つ歴史や文化、そして住みよいまちづくりとは何かについて、本書を通じて考える機会を持っていただければ嬉しく思います。
[著者紹介]
髙橋伸行(たかはしのぶゆき)
1937年(昭和12年)11月22日東京都世田谷区南烏山二丁目生まれ
生後より現在まで同地区在住
筑波大学附属駒場中・高卒
順天堂大学医学部卒
順天堂大学大学院医学研究科内科学講座卒
医学博士取得
順天堂大学内科助手
医療法人高医会髙橋内科医院開業(世田谷区南烏山2丁目35番2号1階)電話03(3308)0580
筑波大学附属駒場中・高学校医
お茶の水大学付属高校PTA会長
世田谷区福祉作業所嘱託医
芦花公園駅南口再開発を住民地権者として参加1996年(平成8年)
芦花公園駅南口再開発終了2004年(平成16年)2月
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