不撓不屈・別冊シリーズ:小田切秀穂の世界:当たり前を疑え!──公立高校35年で確信した生徒への“贈る言葉”

(著) 22世紀アート編集部(編著)

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作品詳細

[商品について]
―「教育」の問題は「人間」の問題である―
公立高校に勤めた教員として、「教育とは何か」ということを誰よりも真剣に考え、そして誰よりも強い反骨心でその課題を叫んできた。そんな魂の教育者・小田切秀穂氏が令和のいま、改めて学校教育の現状や問題点を語る。
「子どもが好きだから教師になった」は、なぜマズいのか。
子どもを「放っておかない」教育に潜む問題点とは。
なぜ、現代の教師は「忙しい」を連発するのか。
小田切氏がこれまでに発表してきた著作の紹介に加え、自身の教育観や政治への思いを赤裸々に語ったインタビュー、そして一人の元教員として印象に残っている当時のエピソードや、教育の問題と向き合う現代の教員へのメッセージなどを綴った書き下ろしエッセイを収録。

[目次]
[写真特集]学校教育の現在(いま)
特集1 学校教育と子供の「学び」を考える
特集2 「国のための教育」は変えられるか
特集3 小田切秀穂の問わず語り 当たり前を疑え 公立高校35年で確信した生徒への“贈る言葉”
全作品リスト
編集後記

[担当からのコメント]
これまでに複数の著作を通して、教育やそれに関わる行政の問題を鋭く指摘してきた小田切氏。本作は、そんな小田切氏の現段階における集大成ともいえる1冊となっています。答えのない教育の世界。しかし、その中でも子どもたちのため、日本の明るい未来のために奮闘する熱い心を持った教育関係者の方に、ぜひともお読みいただきたい作品です。

[著者略歴]
小田切 秀穂(おだぎり・ひでほ)
1956年横浜市生まれ。1980年、京都大学農学部卒業。神奈川県立大野山乳牛育成牧場勤務を経て、神奈川県立高校の教師となる。1985年退職し、東京大学大学院理学系研究科へ進学。1987年修士課程を修了し、再び神奈川県立高校へ就職し、2017年に定年にて退職するまで県立高校に勤務。退職後、中学校、高校、予備校、大学に非常勤講師として勤務し現在に至る。

■全作品リスト
『だまされない「学び」のために』(新風舎 2007年・文芸社 2009年)
『「教育」というアコギな商売』(22世紀アート 2020年)※電子書籍、POD、単行本
『だまされない「学び」のために:公立高校から東大合格へ』(22世紀アート 2023年)※電子書籍、POD
『「東京大学、いいところなんじゃない。僕、行かなかったけどね」:日本の教育「確かな学力」をもとめて』(22世紀アート 2023年)※POD 単行本

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