三つの足跡【電子書籍版】

(著) 得能久幸

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作品詳細

[商品について]
―誰かの身内のすごい人―
舞台は愛媛県。著者の叔父・祖父・義祖父の三名を主人公に綴られたオムニバス作品です。太く短い生涯であったものの、その快活さを生き生きと描いた「丘編」。丘の父で著者の祖父にあたる「久吉」編では、息子の死後に目覚めた趣味や北条町長として政治手腕について、三作目の義祖父「忍編」は資料が少ない中、海軍としての記録や村会議員としての功績が描かれています。当時の写真を交え、暖かなまなざしをもって編まれた本書。知られざる歴史の瞬間を捉えられる一冊となっています。

[目次]
序文にあたって
序文に寄せて
三つの足跡 その一(丘(たかし)編)
五十回忌
狸との出会い
出産と母(マツ)
蛇の話
水泳
小学生後半期
秋祭り
気風と社会状況
挑戦とうどんの話
松高時代(応援歌、テストの態度、満州旅行、馬鹿騒ぎ)
喧嘩と寮歌、校歌
模索と親友
就職試験
人物像
就職内定
帰郷(兄嫁の父の話)
就職と挫折
告別式
父の思い
三つの足跡 その二(久吉(ひさきち)編)
生家の背景
師範学校時代
結婚生活
母・ヤスとヤスの兄弟
教師時代
視学時代
市役所時代
趣味『心霊』
北条定住
町長時代
鹿島の改作
意欲ある和
二度の合併
その他の業績
行政姿勢
評価の実例
私生活
理事長就任後
三つの足跡 その三(忍(しのぶ)編)
出生地、学生時代
海軍時代
帰省
子育て
村の政治(溜池造りなど)
戦前(子の結婚)、戦中(妻と母の死)、戦後(農地改革)
あとがき
著者略歴

[担当からのコメント]
自身のルーツを辿る中で「身近にこんな功績を残した人が?」と驚いたことがある方、いらっしゃると思います。その人について知りたいと思った時、またその功績を残したいと思った時、本書がそのヒントになれたら、嬉しく思います。

[著者略歴]
得能久幸(とくのう ひさゆき)
昭和13(1938)年 愛媛県生まれ
愛媛県立松山北高等学校を経て、昭和36(1961)年、松山商科大学経済学部卒業、同年、井関農機(株)へ入社、昭和50(1975)年、(株)伊予鉄会館へ転職し、平成11(1999)年退職

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