七年戦争(上・下)【電子書籍版】
(著) アーノルド高倉
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[商品について]
―「戦後」は終わった。これからは「戦前」となる―
時代の流れはときとして国家を存亡の危機に陥れることがある。歴史は、そうした危機に否応なく巻き込まれた国家の衰亡で溢れている。一方で、歴史の中には危難を乗り切り、国民の生命財産をまもり、平和を維持した国家も存在する。では一体、何が両者の運命を分けたのだろうか。そうした観点から、オーストリア継承戦争と七年戦争を中心に、勝敗の分岐点と存亡の分岐点における指導者の演説を取り上げたのが本書である。時代の背景や状況、両軍の配置図などもふんだんに盛り込み、戦史や外交はもちろん、政治やビジネスにおけるリーダーシップ研究においても示唆に富む現代日本人必読の一書となっている。
[目次]
まえがき
第1章 オーストリア継承戦争
第2章 外交革命
第3章 七年戦争
第4章 イギリスの世界戦略
第5章 平和条約
あとがき
【参考文献】
[担当からのコメント]
経済成長のみに邁進した戦後という時代は終わり、冷徹な国際関係の掟のなかで私たちの平和は破られようとしています。この国が危機に陥らないためには、そして危機に陥ったときにはどうすればよいのか、それを考える一助としてぜひ本書をご活用いただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
アーノルド高倉(あーのるど・たかくら)
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