ヒロイン登場 現実と物語の世界を懸命に生きた162人の女性たち

(著) 麻生丈士

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作品詳細

[商品について]
―あなたが共感するのは、どのヒロインですか―
津田梅子、ジャンヌ・ダルク、平塚らいてう、レイチェル・カーソン、高岡智照尼、マグダラのマリア、里見美禰子、スカーレット・オハラーー国、境遇の違いを越えて、そして現実とフィクションの違いをも越えて、いつの時代にもその生き様に共感できるヒロインがいる。本書は、有名無名・洋の東西・現実と物語の区別を問わず、そんなヒロインたちにスポットをあてた、今を生きる女性のための一風変わったエッセイ兼読書案内。

[目次]
まえがき
第一章 ヒロイン登場
ヒロイン登場1 (2002年度)
里見美禰子
スカーレット・オハラ
早月葉子
シーボルト・イネ
安寿
ジャンヌ・ダルク
津田梅子
ノラ
美登利
愛新覚羅浩
オフェリア
民子
アナスタシア
片桐夕子
キャサリン・グラハム
相馬黒光
クロエ
おりん
サスキア
巌本真理
セシル
節子
アリス・スチュワート
北原怜子
カチューシャ
加恵
グレース・ケリー
葉子
テレーズ・デケイルゥ
平塚らいてう
コレット
時任純子
レイチェル・カーソン
ヒロイン登場2 (2003年度)
『砂の女』の女
マリー・ローランサン
与謝野晶子
ベアテ・シロタ・ゴードン
おサキさん
ネル
佐々木禎子
ヘスター・プリン
辻口陽子
ワリス・ディリー
松井須磨子
クラリッサ・ダロウェイ
丸木 俊
カミーユ・クローデル
るみえちゃん
婉容
エロイーズ
マリコ
カレン・シルクウッド
石牟礼道子
レニ・リーフェンシュタール
柳原燁子
ソーニャ
石垣綾子
皇妃エリザベート
澤地久枝
エスメラルダ
ヒロイン登場3 (2004年度)
ヘレン・ケラー

メグ、ジョー、ベス、エミイ
つう
エリーザベト
山本安英
コロンバ
張述伊
ソフィー・ショル
奥田有紀
マーリヤ・イワーノヴナ
原阿佐緒
リバーベンド
若松賤子
女王ファナ
野中婉
ディアーヌ・ド・ポワティエ
岡部伊都子
アンネ・フランク
荻野吟子
阿蘭・梨花・美齢
山崎富栄
エーコー
『北の河』の母
スウとデラ
佐藤輔子
ジェイン・エア
孤屋の婦人
コーラ
河井 道
マリアンナ・アルコフォラド
原智恵子
マルグリット・ゴーティエ
林きむ子
ヒロイン登場4 (2005年度)
マリー・アントワネット
杉田久女
キャサリン・バークレイ
大石先生
マグダラのマリア
井筒紀久枝
イングリッド・ベタンクール
山下りん
グレートヒェンとヘレナ
栗原貞子
マリアンネ・ユング
長沼智恵子
ヴィジェ・ルブラン
宮田初枝
マリー・キュリー
高岡智照尼
リーマ
吉野せい
アンナ・マグダレーナ・バッハ
村山たか
サラ・ベルナール
岡田嘉子
チェチリア・ガッレラーニ
佐藤をとみ・みさを
レナール夫人とマチルド
ヒロイン登場5 (2006年度)

ヴィットリア・コロンナ
関屋敏子
ピエタ
鶴子・幸子・雪子・妙子
マグダレナ・ソフィア
島崎雪子
アンナ・セルゲーヴナ
大塚楠緒子
キティ・ハート
大田洋子
テス
正田篠枝
イオーネ
御高祖頭巾の女
コリー
知里幸恵
アルマ・マーラー
原 節子
ベルナデット・スビルー
緒方貞子
オードリー・ヘップバーン
ヒロイン登場6 (2007年度)
ろおれんぞ
ラーラ
長谷川泰子
メアリー・スチュアート
志賀暁子
クリスティーヌ・ダーエ
叛徒の妻たち
ベルト・モリゾ
神谷美恵子
ジャンヌ・エビュテルヌ
九條武子
マルガリータ王妃
戦争、もう一つの犠牲者たち
カレン・カーペンター
佐々城信子
ファティマのマリア
正岡 律
キャサリン・アーンショー
松井やより
ベアトリーチェ
第二章 教材関連推薦図書
第三章 現代文推薦図書
第四章 図書案内
あとがき
著者略歴

[担当からのコメント]
本書の中には、実に様々なヒロインが登場します。強い人も弱い人も、明るい人も影のある人も、現実や物語という境遇を精一杯生きる彼女たちの姿に、ぜひ何かを感じていただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
麻生 丈士(あそう たけし)

1944年 秋田県に生まれる
1970年 東北大学文学部国文学科卒業
1970年 キリスト教系私立中学校・高等学校教員
2008年 3月 同校退職
2010年 3月まで同校講師

著書に『原発を読む―チェルノブイリ・ノート』(八月書館、1988年)がある

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