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トップの意識が変わらなければ会社は変わらない : ある営業子会社責任者 中国での挑戦

(著) 木下渉

作品詳細

［商品について］
―明日への改革が、組織を発展させる―
全社をあげての生産性向上プロジェクトのリーダーとして４年間で３０％の生産性アップを達成した川上は、これからのことを副社長に聞かれ、軽い気持ちで中国勤務を希望した。副社長の推薦もあって「念願の」中国行きが決まった川上であったが、現地に着くや責任感の希薄な幹部やまとまりのないスタッフたちの姿を見せられ、危機感を募らせる。トップの意識が変わらなければ会社は変わらない、その組織改革に向けた川上の新たな闘いがいま始まるーー組織、経営から中国ビジネスまで、物語で分かるマネジメント読本。

［目次］
プロローグ
上海への赴任
全体会議　上海松江
トップの意識で会社は変わる
上海オフィスの移転　まずは外見から変えよう
新たな組織へ改革始動
新たな人事部長の採用と周管理部長の解任
上海支店長を競合他社からスカウト
ＩＴセキュリティシステムの構築
人事制度の構築　NO CHALLENGE NO SUCCESS
支店長会議から情報発信
そば処『重兵衛』店主との出会い
白酒(バイジョウ)マーケティングで顧客に切り込む
医薬品部会「明るく楽しく元気よく」
現地のスタッフもまさに十人十色
中国人と日本人
越来越好(ユエライユエハオ)のために
あとがき
著者略歴

［担当からのコメント］
その集団の中にある古い文化が因習となって発展を大きく阻害するということは、会社のような組織でも、あるいは国家レベルでもよく見られます。本書はビジネスをテーマにした作品ですが、根底にある考え方は他の分野にもご活用いただける内容になっていると思います。ぜひご一読ください。

［著者略歴］
木下　渉（きのした　わたる）

１９５２年　東京都向島生まれ
１９７６年　慶應義塾大学法学部卒業と同時に大手製薬会社に就職。医家向けＭＲとして東北エリアを担当
１９８２年　本社マーケティング部門
１９９８年　海外営業担当としてフランス駐在
２００２年　生産物流子会社社長
２００６年　経営企画部門、中国営業責任者