タロー 子供の夢
(著) 雨宮惜秋
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[商品について]
―ひとりの少年と一匹の犬の、絆と成長の物語―
小学校三年生のジュンちゃんは、愛犬タローと大の仲良し。でも勉強そっちのけでタローと遊んでばかりいるジュンちゃんの姿を、お母さんはあまりよく思っていませんでした。ある日、お母さんは、ジュンちゃんの将来のために、今度のお父さんの東京への転勤に家族でついて行くと言いはじめました。でも東京のマンションには、体の大きなタローを連れて行くことはできません。だからお母さんはタローを保健所に送る、そう言うのでした。お母さんとお父さんの話を壁ごしに聞いていたジュンちゃんは、このままではタローが殺されてしまうと知り、家出を決意します。辺りが寝静まったころ、タローを連れて家を飛び出し夢中で走りつづけるジュンちゃん。山のふもとにある林道にたどりついたジュンちゃんは、水を飲むために入った雪の斜面に足を滑らせてしまい、気づくと真っ白な毛におおわれた犬の姿になっていたのでした。タローとともに、人にすてられた犬たちと出会うジュンちゃん。ふたりの冒険の先に待っているものとは――。
[出版社からのコメント]
動物の中でも、犬は長いあいだ人と共に暮らしてきた最も身近な存在であり、信頼や絆という人間にとって大切なものを教えてくれる存在でもあります。タローのために家を飛び出したジュンちゃんと、ジュンちゃんを守ろうとするタローの物語がどのような結末を迎えるのか、ぜひじっくりと味わっていただければ嬉しく思います。
【著者プロフィール】
雨宮惜秋(あまみや・せきしゅう)
1944年2月、東京都生まれ。資料館を経営。
著作一覧
2001年 『瑞宝館によせて』(自費出版)
2006年 『慟哭のヘル・ファイアー』鶴書院
2007年 『囁く葦の秘密』鶴書院
2008年 『小説恐怖の裁判員制度 : ワッ赤紙が来た! 懲役と罰金のワナ! : 続・囁く葦の秘密』鶴書院
2009年 『恐怖の洗脳エコロジー : 囁く葦の秘密 完結編』鶴書院
2009年 『小説恐怖の洗脳エコロジー : 囁く葦の秘密 完結編』鶴書院
2013年 『純白の未来』(自費出版)
©雨宮 惜秋 (P)22世紀アート
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