サイエンス・タイム: 世界を変えた発見
(著) 馬場宏
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本書は、まずメデレーエフの考案した元素の周期表からスタートして、放射能の発見が周期表からどのような情報を引き出し、現代化学誕生の引き金になったのかを解き明かすことから始めて、19世紀末から20世紀前半にかけての自然科学の発展、さらには最新の化学情報のいくつかを紹介した一冊。また第8章では放射能の発見がもたらした負の側面についても触れている。学者のみならず一般読者も楽しむことができるサイエンス・ブック!
【目次】
序章 夜明けまえ
第1章 元素の周期律と放射能の発見
第2章 原子の素顔
第3章 元素が作られるまで
第4章 地球の誕生と生命の起源
第5章 電子の働き
第6章 新しい錬金術
第7章 周期表のフロンティア
第8章 原爆と原子力発電
終章 これからの科学と科学者
【著者プロフィール】
馬場 宏(ばば・ひろし)
1934年東京に生まれる。
1958年東京大学理学部化学科卒業。
1958年から82年まで日本原子力研究所に勤務し、放射化学の研究に従事する。1961年から4年間アメリカ留学、Ph.D.取得。82年から大阪大学理学部に移り、研究と学生の教育に従事した後、1997年に定年退職。大阪大学大学院名誉教授。
著書:「ガラスの地球とホモ・サピエンス」(新風舎)ほか。
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