オムツをはいた猫:猫さんが虹の橋を渡るまでの16年間
(著) 佐久間良一
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[商品について]
―言葉ではなく、心で語り合う日々―
手の平に乗るほど小さかった子猫の「ネコさん」は、1歳のときに事故で背骨と後ろ足を骨折し、後ろ足の自由を奪われた。何度かの手術を経て、前足の力だけで何とか歩けるようになったものの、自力での排泄はできない「ネコさん」。1日に何度も強制的に排泄を促し、オムツを交換する日々は、単純な作業であっても決して楽な作業ではなかった。仕事の疲労、世話疲れからふと漏らしてしまった、言ってはいけない「一言」に、「ネコさん」はすぐさま反応する――。
オムツを履きながら精いっぱい生き抜いたネコと家族の、16年間の命の絆の物語。
「目次]
プロローグ
一 新しい家族
二 事故?
三 オムツをはいたネコ
四 後ろ足が!
五 ネコさん階段を登る
六 安楽死?
七 オムツさえ替えれば
八 尋ねネコ
九 ネコの涙
十 ペットと子供
十一 ネコからのメッセージ
十二 拾い猫クーチャンの物語
十三 オムツがいらなくなった日
十四 子供たちへ
あとがき
著者略歴
[出版社からのコメント]
犬や猫を飼ったことのある方であれば、彼らが想像以上に人の心を理解する生きものであると実感されたこともあるでしょう。それは飼い主の「思い込み」ではなく、生き物同士が共に暮らすことで生まれる共感に近い感覚である様に思います。「ネコさん」と飼い主の間にどの様な「共感」が生まれたのか、ぜひ本書をご覧になって確かめていただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
佐久間 良一(さくま・りょういち)
福島県生まれ。
その後、14歳まで東京都、神奈川県で過ごす。
北海道工業大学卒業後、建築設備の会社を経て、現在、㈲アクアサービス代表。
趣味は、落語鑑賞、音楽鑑賞、バイクツーリング(主宰する「なかよしライダーズ」の名誉顧問は柳家小三治師匠)。
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