オペラ演出家の読み解く オペラ『フィガロの結婚』
(著) 平尾力哉
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モーツァルトによる傑作オペラ『フィガロの結婚』。
数々のオペラ演出をした著者が最も好むオペラと名言する『フィガロの結婚』の魅力を、モーツァルトの半生、ダ・ポンテの台本、そこで生れたであろう会話の数々、もちろん演出の妙を絡めてあますところなく解説する。
著者プロフィールーーーーー
一九四七年、東京に生まれる。東京大学文学部中退。
一九七九年、文化庁芸術家在外研修員としてドイツ・バイエルン国立歌劇場に留学。
その後多くの音楽大学、大学院、オペラ研修所でオペラ歌手の卵たちの演技指導にあたる。
またオペラの楽しみ方教室を開催して、易しく楽しくオペラを楽しむ方法を伝えている。
〈主な演出作品〉
『蝶々夫人』(日生劇場)、
『ねじの回転』『忠臣蔵』(新国立劇場)、
『フィガロの結婚』(東京二期会)、『ラ・トラヴィアータ』(名古屋二期会)、
『ラ・ボエーム』(堺シティオペラ)など多数。
青森県の市民オペラ団体「弘前オペラ」では一九八三年から三〇年以上連続して演出している。
〈著書〉
「オペラ演出家の読み解くプッチーニ作曲オペラ『ラ・ボエーム』」、(文芸社刊)
「オペラ演出家の読み解く『蝶々夫人』」(文芸社刊)
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