わたくしという魂の黎明――農業と市議会議員と器を成す人生の日々

(著) 兼俊美穂子

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作品詳細

[商品について]
―そうだ夜が明ける黎明なのだ―
三人の子供を授かり、兼業農家の主婦として過ごしていたある日、突如として舞い込んだ夫への徳山市議会議員立候補の要請。17年間勤めた農協を退職して全精力を注ぎ込んだ選挙戦には勝利したものの、議員生活がスタートすると、それまで自然の中でのんびりと農作業に明け暮れていた生活は一変する。元々人と接することが苦手で、議員の妻という立場と環境にとまどい落ち込む中で、自分なりの市政に対する考えで孤軍奮闘する夫と意見がぶつかることも増え、葛藤する日々は続く――。兼業農家として頑張ってきた30年、思いがけず体験した三度の市議会議員選挙、そして議員の妻と、人生の中で魂を磨き向上していくことの大切さに気づかされ学び続けてきた著者が、若くして戦死した父とその思いをつないだ母の人生に感謝しながら、その思いを真心を込めて綴ったつれづれの記。

[目次]
黎明(れいめい)
父母娘への悲しい繋ぎ
つれづれの思い
真心の結集
動物に毛が生えたようなあんた
増上慢
口が勝手に動く
自我の強さを思い知る
肚が決まる
二期目の選挙
試練は己を知る
やれちゅうたらやれ!
いなばの白兎
父を偲ぶ
森羅万象
自然即神
七枚のちぎり絵について
あとがき
著者プロフィール

[出版社からのコメント]
歴史上の偉人や天才たちではなく、日常の身近な人々や名もなき人々の中にこそ、私たちにとって本当に学ぶべきものがあるのかも知れません。本書の中にある等身大の失敗や葛藤を通じて、学び振り返る時間をじっくりと味わっていただければ嬉しく思います。

【著者プロフィール】
兼俊 美穂子(かねとし・みほこ)

山口県出身、在住
昭和31年3月1日 山口県立都濃高等学校普通科卒

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