もっとお話しようよーー子どもたちと私たち、「子育て」は会話の中にある
(著) 安本義正
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―ことばはきっと「こころ」の手。差し伸ばしてみよう。取ってみよう―
「学級係でね、ぼくが話しても、みんな言うこと聞かへんねん。どうしたらいい?」
「おかあさん、結婚するのに年関係ない?」
「おとうさん、スケコマシってハンサムなこと?」
「ママー、空のお星さん一つ欲しいねん」
何気ない日常の中でも日々成長している子どもたち。かれらは笑ったり泣いたり怒ったり、ときに嫌なことを我慢したりしながら、かけがえのない今という時を生きている。そんな子どもたちだからこそ、お父さんもお母さんももっと知りたい。だからもっともっと、子どもたちとお話ししようーー。自身の長男・長女と交わし続けた4年3ヶ月にわたる親子の会話を綴った、成長と子育ての記録。
[目次]
はじめに
もっとお話しようよ(上)(一九八〇年一月~一九八一年三月)
まさと(小学校一年生・三学期)
まどか(幼稚園入園前)
まさと(小学校二年生)
まどか(幼稚園入園)
まさと(小学校二年生・二学期)
まどか(幼稚園年中組)
まさと(小学校二年生・三学期)
まどか(幼稚園年中組)
もっとお話しようよ(下)(一九八一年四月~一九八四年三月)
まさと(小学校三年生)
まどか(幼稚園年長組)
まさと(小学校四年生)
まどか(小学校入学)
まさと(小学校五年生)
まどか(小学校二年生)
おわりに
著者略歴
[担当からのコメント]
子どもたちって本当に純粋で面白い。子育ては大変だけど、こんな会話で子どもが成長していったら全ての苦労は報われるーーそんな思いを抱かせる本書。子育て真っ最中のパパママに、教育の参考書として、また一服の清涼剤としてお薦めしたい作品になっています。ぜひご一読ください。
[著者略歴]
安本 義正(やすもと よしまさ)
1943年 兵庫県に生まれる
1967年 大阪大学工学部応用物理学科卒業
1969年 大阪大学大学院修士課程修了、博士課程中退
1971年 大阪大学産業科学研究所助手
1977年 工学博士(大阪大学)
1983年 京都文教短期大学助教授
1990年 京都文教短期大学教授
2007年 京都文教短期大学副学長
2008年 京都文教短期大学学長(現在に至る)
大阪大学及び大学院を経て、大阪大学産業科学研究所における10年余りの音響科学に関する研究活動の後、京都文教短期大学に移り、教育・研究に携わっている。
現在、「いのち」の問題、子育て支援、高齢者の健康福祉問題、緩和ケア等に関心があり、特に「子育て支援」に力を入れ、学内に子育て支援室「ぶんきょうにこにこルーム」を開設して、近隣の多くの親子の居場所として利用していただいている。
著書 『古代からのメッセージ~赤米のねがい~』近代文藝社
『赤米を訪ねて』窓映社
『音感内観~自分探しの音日記~』竹林館
『よみがえる古代の稲穂(改訂版)』ぎょうせい
『ありがとう~日々是好日~』風詠社
監修 『CD4枚組:水琴窟が奏でる四季のやすらぎ「春」「夏」「秋」「冬」』キングレコード
共著 『おやじのカミナリ宣言』新星出版
『古代稲は生きている』弦書房、他
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