むくどりおばあちゃんの夢を追いつづけて【漫画付き】
(著) 柴川明子
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―夢や目標に、年齢は関係ない―
(本作品は、『むくどりおばあちゃんの夢を追いつづけて: カナダも英語もむくどりホームも(22世紀アート)』の一部をコミック化したものです)
学生時代に全盲の女性と友だちになったことや、ヘレン・ケラー最後の来日講演を聞いたことなどをきっかけに、誰もが一緒に触れあえる場所をいつか創りたいという夢を抱いた著者は60歳を迎えた1995年、ついに「むくどりホーム・ふれあいの会」という活動を始めました。本書は、そんな著者が活動を開始するに至るまでの人生行路のほか、70代にして挑戦した1年間のトロントでの生活の記録などをまとめた一書です。カナダでの心躍る生活の様子や英語学習に奮闘した日々、またボストンにあるパーキンス盲学校への訪問など、常に福祉に思いを寄せる著者の貴重な体験や思い出が、日記調の軽やかなタッチで綴られた文章とスナップ写真、そして本文の一部を描いたコミックによって鮮やかに甦ります。
[目次] ※途中、略
はじめに
1 皆様、お元気ですか
2 子育て家族支援活動の見学
3 バスや市電で驚いたこと
4 図書館で、出会った『サラダボウルの国カナダ』
5 〝ルーツ・オブ・エンパシー〟について
6 教会のこと
7 子育て家族支援のさまざまな施設
8 4つの英語クラスに通っています!
9 みんな違ってみんないいなあ
10 公立小学校1年生のクラス見学
11 移民たちの伝統文化の祭典に参加
12 小学校内にペアレンティング・センターがあるワケは…
13 むくどりの活動について発表しました!
14 〝コミュニティ・マターズ〟の活動
15 むくどりホーム・ふれあいの会への里帰り!
16 ナイアガラ行き
17 むくどりホーム1学期間のお礼
18 トロント・アイランド
19 教会の地下の子育て家族支援センター
20 親切な運転手さんのこと
21 アフリカン太鼓でよみがえるむくどりのこと
22 トイレット・トレーニングでなくトイレット・ラーニング
23 貫かれる、ありのままを受け入れて支援する姿勢
24 露店での楽しい買い物
25 カナダの家族支援の共通原則と指針
26 パーキンス盲学校へ!
27 英文エッセイを書きながら、むくどりを考えています
28 「それが私の生活・保育士――愛(めぐみ)さん」より
29 ハロウィンのことなど
30 パーキンス盲学校を一人で再訪!
31 言葉のもつ力、素晴らしさを日々実感
32 2回の音楽鑑賞
33 マイアミのいとこを訪ねて
34 保育園のクリスマス
35 連日のクリスマスの集まり
36 つながりのできたグループのクリスマスパーティー
37 ノックス教会のさまざまな活動
38 すばらしい、先生の多彩なほめ言葉
39 バイブルクラスの昼食会に参加して
40 ピーターボ口のホームステイ宅
41 ピーターボ口市の小学校訪問
42 ピーターボロ市の子育て支援センターと〝友達の輪〟
43 ピーターボロ市で出会った日本人の子連れ大学生
44 再びピーターボロにメアリー・トーマス先生を訪ねて
45 教会の〝たき出し〟ボランティアへ
46 放課後クラブの子どもたちと折リ紙づくり
47 視覚障がい児の幼稚園訪問
48 コミュニティー・マターズの送別会など
〈英語奮闘記について〉
Ⅰ Akikoの日記より
Ⅱ談論――Akikoの英語学習をめぐって
夢を追いつづけて……あとがきにかえて
カナダとの架け橋 小出まみさんのこと
小出まみ先生との出会い
小出家のみなさまヘ
【小出まみ先生略歴】
ふれあいを求めて
一、生い立ちの記
二 激動の時
三 専業主婦のキャンパス入り
四 学びの実践
「柴川明子年譜」
[担当からのコメント]
本書を読むと、障がいのある人もない人も、赤ちゃんからお年寄りまで、誰もが気軽に立ちよることのできる場所を届ける活動をしている著者の熱い思いがうかがい知れるとともに、いくつになっても夢を追いつづけることの素晴らしさを改めて実感します。夢や目標に向けて一歩踏み出す勇気とワクワクを与えてくれる本書、ぜひご一読ください。
[著者プロフィール]
柴川 明子(しばかわ・あきこ)
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