はじめまして:[絵本]ママ、ぼくを産んでくれてありがとう
(著) 高島一彰
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―この世に生まれる、よろこび―
気がつくと暗闇の中で独りぼっちだった僕は、どこからか聞こえてくる声に懐かしさとうれしさを感じた。
近ごろは手や足がはえて、誰かのぬくもりやこころも分かるようになった。
僕は今日も耳を澄ます。この暗闇の向こうにいる、大切な人たちの声に──お母さんのお腹の中にいる子どもの視点から命の誕生と出会いの素晴らしさを温かな筆致で綴った物語。
[担当からのコメント]
胎児のときの記憶、それはきっと思い出せないだけで私たちの中にはしっかりと残っているのではないかと思います。
生まれることの幸せを思い出させてくれる本書、ぜひご一読ください。
[著者略歴]
高島 一彰(たかしま かずあき)
1971年(昭和46)、兵庫県家島生まれ。
中学まで家島で過ごし、兵庫県立姫路飾西高校、エドモンズコミュニティカレッジ(米国シアトル)卒業。
現在、家島にて、会社員で旅館の支配人。
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