はじめての内観療法−あなたの人生を変える3つの問いかけ
(著) 笹野友寿
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内観療法とは、「自分の心と対話する方法」として開発された精神療法。うつ病など、こころの病気の治療に広く用いられ、ひきこもりや摂食障害からの回復にも効果があります。
「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」の3つの問いかけを通して身近な人との関係をふりかえることで、気持ちが楽になり悩みから解放されます。
方法さえ知っていれば、いつでもどこでも、自分ひとりで簡単に行うことができます。
本書は、精神科医である著者が「内観療法」の歴史や目的、方法、注意点などをわかりやすく解説した入門書。内観療法によって解離性障害やパーソナリティ障害から劇的に回復した実際の事例も紹介します。
「本書を読んでくだされば、内観療法について理解することができ、それぞれの目的に応じて実践することができるものと信じています」(まえがきより)
【著者プロフィール】
笹野 友寿(ささの・ともひさ)
川崎医療福祉大学教授。医学博士。精神保健指定医。
日本精神神経学会精神科専門医、同指導医。日本内観学会認定医。
1955年、岡山県生まれ。愛媛大学医学部卒。
研修医時代に、内観の創始者である吉本伊信師の指導のもとで集中内観を体験する。
川崎医科大学精神科学講師、川崎医療福祉大学助教授などを経て現職。また現在、社会福祉法人旭川荘で診療を行い、日本内観学会理事、岡山いのちの電話協会スーパーバイザーを務めている。
内観療法に関する著書として、『内観療法—漂流する現代人への心の処方箋』(作品社)、『内観療法の実践』(芙蓉書房出版)などがある。
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