とある家族の生きるサマ
(著) とある家族
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[商品について]
―「普通かどうか」より、もっと大切なことがある―
夫と妻、そして3人の子供。どこにでもある「一般的な家庭」。でも、少し変わったところがあるとすれば、それは子供たちが学校へ通わず、家庭を拠点として学習を行う「ホームスクーリング」を導入していること。これは、そんな「とある家族」の日々を小説仕立てで綴った小さくて大きな物語。ーー怪我を負ったカラスと少年の絆を描いた「カラスの恩返し」、まるで磁極のように、似たもの同士だからこそ反発し合ってしまう親子の様相を母親目線で綴った「NとNの時間」、誰に何を言われようと、自分の「好き」を貫く女の子の等身大の宣言「This is me !」など「とある家族」をめぐる11のエピソードを収める。巻末には長男と次男が「今まで人類が犯してきた過ちを1つの国に集約したらどうなるのか」という着想をもとに、5年の歳月を費やして制作した物語「オモチャの世界の住人たち」も収録。
[目次]
ヨウヘイ一家の精神──出版に寄せて
まえがき
カラスの恩返し
唯一無二の男
申述後の光景
わたしは「みなも」
創世宣言
とある家族の生きる道
NとNの時間
Rencontre à Kyoto 〜結び合う奇跡〜
This is me !
礫(つぶて)
人生最大で最小の汚点
あとがき
おまけ オモチャの世界の住人たち
著者略歴
[担当からのコメント]
子供たちが家庭で学びを行う「ホームスクーリング」を実践している一家の物語ですが、中にはその環境ゆえに「本当の自由とは何なのか」と葛藤する子の内情を描いた作品もあるなど、子育てや教育にかかわる方にとって、本作はその本質を見つめ直すきっかけになるはずです。一方で、個性豊かな家族が織りなす物語の数々は、ページをめくる手が止まらないような楽しさに溢れていますので、ぜひ「とある家族」の日々を存分にお楽しみください。
[著者プロフィール]
とある家族
父母長男次男末娘の5人家族。
世の中に溢れかえる「普通」に惑わされず、自分たちの感覚や感情に正直に生きることをモットーに暮らしています。
ホームスクーリングから始まった「新しい生き方の形」を実践中です。
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