ただしい知識であんしん保育──ママ・パパ・保育士さんが聞きたい子どもの病気と事故のお話

(著) 今井博之

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作品詳細

[商品について]
―子どもの健康を守る大人の正しい知識―
元気いっぱいに日々すくすくと成長する子どもたち。しかしその一方で、一般的な「カゼ」をはじめ、突然の嘔吐や下痢といった症状、または高所からの転落や誤飲、窒息など、子どもたちは常に病気と事故の危険にさらされています。本書では、小児科医である著者がその経験をもとに、子どもにとって身近な病気の種類や事故の予防についてわかりやすく綴っています。ーー「熱は無理に下げないほうがいいの?」「子どもが突然ひきつけたら?」などのよくある疑問に対する回答から、子どもによる事故が起こりやすいシチュエーションと社会全体としての対策、そして子どもたちの命を守る上で欠かせない虐待の問題についてもまとめられています。子育てに励む親御さんをはじめ、保育士さんなど子どもの命を預かるすべての人にお届けする一書です。

[目次]
はじめに
第一章 子どもがよくかかる病気
1、保育園児はなぜカゼをよくひくのか?
2、たかが発熱、されど発熱
3、咳や鼻水が出る病気(気道系のカゼ)
4、嘔吐や下痢のカゼ(消化器系のカゼ)
5、熱だけのカゼ(夏カゼなど)
6、登園停止の基準
7、ワクチンで予防できる病気
8、熱性ケイレン
9、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎
10、便秘
11、乳児突然死症候群(SIDS)
第二章 暴力と虐待の予防
1、子どもの虐待
2、暴力的な社会を予防する試み
第三章 事故の予防
1、事故は子どもの死亡原因の第一位
2、転落・はさみこみ
3、誤飲と誤嚥
4、風呂・プール・水辺の事故
5、安全な遊び場
6、火災と熱傷
7、交通事故―チャイルドシートと自転車ヘルメット
8、安全な町づくり
9、「事故防止」ではなく「外傷制御」
10、事故防止の指針づくり
おわりに
著者プロフィール

[担当からのコメント]
突然の体調不良に、思いもよらない場所での事故など、親にとって子育ては緊張の連続かと思います。そんなとき、一番の味方となるのは子どもの病気や事故に対する正しい知識です。いざというときに落ち着いて行動し、また不慮の事故を未然に防ぐための情報と知恵が詰め込まれた本書、ぜひご一読ください。

[著者略歴]
今井 博之(いまい ひろゆき)

1957年生まれ
1982年 金沢大学医学部卒業
      日赤医療センター、松戸市立病院新生児未熟児センターなどで研修
1985年 京都民医連中央病院、綾部協立病院、吉祥院こども診療所などを経て
2012年 いまい小児科クリニック院長

共著に、岩波ブックレット「クルマ社会とこどもたち」(1998年、岩波書店)訳書に、「死ななくてもよい子どもたち:小児外傷防止ガイドライン(ウィルソン他)」(1998年、メディカ出版)

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