さいごのさようなら

(著) 沖健二

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作品詳細

[商品について]
―大切な人に伝えたいこと、ありますか―
誰もいない筈の自分の部屋に突然現れたその女性に、私は見覚えがあった。昼間にラーメン屋で見かけた初老の紳士と一緒だった、そしてなぜか店主には見えていないようだった真っ赤なワンピースを着た女性。彼女は「ソフィア」と名乗り、自らを「時の番人」だと告げた後に私にこう言った。「あなたのご両親をお迎えに参りました」ーー衝撃の事実とともに事故で他界した両親の想いが時を経て紡がれる「さいごのさようなら」をはじめ、失われた時の中で不思議な運命と人のやさしさが交錯する7つの物語を収めた短編集。

[目次]
さいごのさようなら
安曇野(あずみの)
タロウ
囲 碁
日本海
ジョンとレノン
鉋(かんな)
著者略歴

[担当からのコメント]
人生には出会いと別れがつきもの、でもそこにある想いが届くとは必ずしも限りません。そうであるからこそ本書の物語たちは、いっそう切なく心に響きます。心の奥にしまった大切な記憶を呼び覚ます、そんな素敵な時間をぜひ本書とともにお過ごしください。

[著者略歴]
沖 健二(おき けんじ)
本名:沖元健二(おきもとけんじ)

昭和30(1955)年生まれ。
岡山県出身在住。
岡山県立東岡山工業高等学校卒。

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