これであなたも医者知らず: 自然治癒力を高めるための意識改革
(著) 重岡博
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予防医学六十兆の細胞ありがとう
病気にならない、なりにくい体づくりのためには、実は薬を飲まないのが一番いい。
薬は一病治して一病つくるのです。
自然の動物が体を横たえ回復を待つように、人間も耐えて待てば自然治癒力により復活します。
人の寿命は細胞によって決まります。
正常な細胞には抵抗力があり、正常な腸内細胞は体にいいモノはどんどん吸収し、悪いモノを捨てる能力を持っています。
病気は薬で治ると思っていませんか?
医者に言われた通りしていれば大丈夫と思っていませんか?
それだけでは病気は治りません。
病気を治すのは薬でも医者でもなく、あなた自身なのです。
病の元は心から、難儀するのも心から。
病気は治すものではなく本来治るもの。
治るように設計されているその方法がわからなかっただけなのです。
病気とは自分がいままでしてきた心づかい、性格の反省、心の立て替え、気持の切り換えの絶好の機会。
病気は神からの手紙であり、これを機に人間として生命を与えられたことに感謝できる最大のチャンスです。
体は借りもの−−−−−−ここをよく思案しましょう。
自分の意志でこの世に生まれた者は誰一人いないのです。
自分のものとはなんでもわかっていること、自由に使いこなせるもののこと。
自分のものはすべて理解できるのです。
使いこなせない臓器がある、わからない、できないのは人のもの。
では、毎日使っているのに、体がどのようになっているか勉強しなければわからないのはなぜなのでしょう。
食事を口から入れたら、後はすべて自然まかせ。
血となり肉となり、必要なモノと不必要とに分けられて、生命が保たれているのです。
一分一秒休みなく働く心臓は、まさに神秘の内部。
神経系は極めて精密で精巧な機能。
細胞が集った組織や臓器は、それぞれ固有の機能を発揮しています。
しかも一糸乱れぬ一手一つの働きで生命を維持できるのです。
自分の体でありながら、一番わからないのが自分の体。
定命いつあの世へ行くのか誰にもわからない。
自動車ならばつくり主はわかります。毎日大事に大切に使えば長持ちします。
ほんの少しの心掛けで全然違ってくるように、体も毎日数分運動することで将来大きな差が出るのです。
継続は力なり。
現代人はテレビやマスコミにまどわされ、栄養サプリメントなどが氾濫しています。
しかし、本来そなわっている力、防衛力、免疫力や殺菌作用を、これらがかえって弱めているのをご存知ですか。
さらに、本人自身のやる気や勇気、元気不足が力を弱めています。
ロボット研究者が人間をつくるとしたらいくらかかるか試算したら、一千億円から三千五百億円ともいわれる体、少々のことではこわれません。
一度の人生精一杯、脳力、知力、英知を使いこなしましょう。
自分の力だけでなく、神の偉大な力を貸りてすれば人生または未来が開けるでしょう。
それもこれも本人次第。
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