きつねの嫁入り: 詩集

(著) 柴沢真也

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作品詳細

[商品について]
――一九八六年、ソ連でチェルノブイリ原発事故が起きた時の大統領は次のうち誰でしょうか。
1.ボリス・エリツィン、2.ミハイル・ゴルバチョフ、3.コンスタンティン・チェルネンコ
正解は、本書「Ⅳ たんぼの土」をご覧ください。

時代と共に移りゆく景色、季節を感じさせる描写、さりげない日常の一コマ、目を閉じると目の前に広がるロマン溢れる情景、ありきたりな日常の主観的・客観的な視点で書き綴られた英詩一作品を含む情緒あふれる詩集である。人の死に偶然居合わせた時の人々の素朴な感情、その後の日常や人生、少年だった子供たちの飛躍的な成長、男女の恋、生物と人間との織りなす世界観、擬人化による表現、東海地方の方言が一つ一つの詩にしみじみとした趣きを加え、独特の詩の世界に引き込まれていく。それぞれの詩に広がる世界観があり、言葉を噛み締めれば噛み締めるほど詩の訴えようとすることがすぐそこに現れ、誰もが皆、詩が語りかける強いメッセージの受信者となり得る。

[出版社からのコメント]
本書はありふれた日常生活の断片をあらゆる角度から切り取り、先入観や価値観など自然界における人間の有り様について、具象的のような抽象的のような表現の数々で描写されている著者の世界観溢れる詩集だと思います。表現もさることながら、言葉一つ一つが持つ重みや心に響くものがあり、詩の奥深さを感じました。本書を通して、多くの方が日常における様々な事に目を向け、耳を傾け、何かを感じ取っていただければ嬉しく思います。

【著者プロフィール】
柴沢 真也(しばさわ・なおや)

1940年生まれ。
IWA(米)より、英語詩に対する認定証 1993
IPA(国際詩人アカデミー)賞 1993
マイケル・M賞 2000(カルカッタ)
POET OF THE MILLENNIUM AWARD(IPA)2000
作品は主にPOET (クリシュナ博士編集)等に発表(2007まで)。
現代日本文芸作家大賞 2014
ミラノ国際文学大賞  2015

*詩集
「一九才の夏」思潮社(1965)
「ちょうちょの頭も跳びこえて」鳥影社(1985)
「雨の日はざりがに」近代文芸社(1993)
「妖精をのせた風」竹林館(2001)
「きつねの嫁入り」近代文芸社(2001)

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