お助けマンション管理士5:理想と現実の狭間で
(著) 庵名路久
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―マンションは、世の中の縮図だ―
マンション管理士を務める北山のもとには、今日も頭を悩ませるトラブルが次々と舞い込む。独裁的な理事長体制には嫌気が差していたものの、いざ輪番制になると役員の就任を拒否する住民たち。自身の出世のためには今すぐマンションの大規模修繕工事を遂行したいはずなのに、なぜか急に「工事に関する議案は一旦取り下げたい」と言い出す管理会社フロントの男。理想のマンションを語るのに、どういうわけか吉見百穴の話を始める相談者……。マンションを取り巻くあれやこれやに懸命に立ち向かうマンション管理士、北山を主人公にした短編集、待望の第5弾が登場!
[目次]
一 輪番制の幻想
二 僧源信母の手紙
三 シンギュラリティ
四 無為自然
五 小樽運河
著者略歴
[担当からのコメント]
私たちの生活に欠かせない三大要素、衣食住の「住」に大きく関わるマンションですが、そこで巻き起こるさまざまなトラブルやドラマが描かれた短編集です。マンションに住んでいる方、管理人や清掃員など、マンションに関係する仕事をしている方にとっては、面白くてためになること間違いなしの1冊です。
[著者略歴]
庵名路久(あんな・みちひさ)
1953年 宮城県仙台市出身。本名・船山弘美。
1977年 東北大学法学部卒業。
囲碁研究家。
北海道庁勤務後、作家活動に入る。
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