あなたの心の花が咲くとき

(著) 友松祐也

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[商品について]

―悩みのない人生なんてない。だからこそ人には必要なものがある―

幼いころから勉強にもスポーツにも全力で取り組んできたのに、思春期になって突如として人生のトンネルに迷い込んでしまった少年。生まれつき発達の遅れがある長女について「あの子のおかげで、私たち家族は何倍もの喜びや感動を味わわせてもらったと思っています」と笑顔で語る女性ーー42歳で寺を継いで以来、多くの人との出会いの中で与えられた学びや感動を、子育てや生きがい、生きる知恵など6つのテーマで綴った感動の書籍版「花説法」。



[目次]

はじめに

一 育つということ

「天気予報見てるもん」――子育てのコツ

子どもの時間――豊かな心を持つために

親のひとこと――心の基礎体力作り

二 若い人たちへ

若者だって大変だ――何をやってもうまくいかない女性の話

スタートライン――この世は自由に生きればいい

各駅停車で確実に――トンネルから抜け出したM君の七年

私の赤い糸――よき伴侶との出会いの場を広げよう

五年でヘンシーン!――したいことをする、本当の若者たち

二十歳の再出発――子育てに行き詰まったHさん

三 人間、すばらしきもの

「娘のおかげなんです」――体の不自由な子どもと生きる家族の例

笑顔がよみがえるとき――ショックで声が出なくなった娘さんのこと

「待つ」ということ――親と子の問題を考える二話

起き上がり小法師――人生には転換期がある

転回、九十度――人を生かし自分を生かす

与え合って生きる――ボランティアの功徳

親切は受けよう――電車で座席を譲られたら

恩は他で返す――「恩を感じる力」が大切

四 生きていく智恵

同世代が一番――よき仲間作りのすすめ

神戸で……――震災で愛娘を亡くした一家のこと

あれから二年――出会う人は自分を育ててくれる仏さま

「戦争なんてとんでもない」――あるイギリス人一家との交流

幸せと自分らしさ――ゆっくりでもマイペースで取り組む

十円玉の力――発奮して支店長になったKさん

「シャー」と流す――「捨てる」ことの大切さ

五 花の香り

同行二人――花寺巡拝、ベテランのお二人のこと

「何もないと思っていた」――懸命に生きる人には、いつか花が開く

一瞬、仏が現れる――あるクリスチャンとの出会い

永遠の青年――人を幸せにした大伯父の思い出

「おかげさんです」――信仰で花を咲かせた方々

花に学ぶ――花寺の四季

花が降る――自然の気まぐれ?に感動する

六 還っていくところ

宗教的に生きる――祈りは不可能を可能にする

心の深さは深海のごとし――「全体の中にある自分」を意識しよう

飛騨高山を旅して――誰もが行きたくなる場所

掃除は布教なり――風景の中に生かされる

おわりに

著者略歴



[担当からのコメント]

人生の悩みや葛藤は、深ければ深いほど視野が狭くなってますます深みにはまっていくものであるかも知れません。そんなとき自分の悩みを話したり、同じような悩みを抱えている人の言葉に耳を傾けたりすることで状況が変わっていくこともあります。ひとりで悩みを抱えている方はぜひ、本書を手に取って様々な悩みの中からうまれた言葉に耳を傾けてみてください。



[著者略歴]

友松祐也(ともまつ ゆうや)



昭和23年、京都府久美浜町、如意寺に生まれる。

昭和45年、関西学院大学卒業。京都府立高校で20年教鞭を執り、平成2年退職。平成3年、如意寺住職。寺務に加えて、まちづくり運動、花説法、講演などで活動中。NHKラジオ「宗教の時間」出演。

平成25~28年、高野山真言宗 宗会議員(4年間)

令和3年、住職30周年褒章

令和4年、如意寺にて、関西花の寺「花法要」を行う

現住所=京都府京丹後市

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