「ストレス」の正体:非線形理論の援用
(著) 山下剛利
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「私は、三十年以上にわたり、ストレスによる精神障害の治療をおこなってきました。当初は、理論的裏づけはできておりませんでしたが、その後、「非線形理論」を援用することによって、病態の理解や治療法に磨きをかけることができるようになりました。その実践活動と数百例に及ぶ臨床経験をもとに、ストレスとそれがもたらすさまざまな病気について、本書で述べてみたいと思います。(中略) この「非線形理論」を背景に、ストレスの乗り越え方、乗り越えられず病気になったらどうするか、現在の精神科治療はこれに対してどこまで対処できているのか・・・・そうした問題をお話していくつもりです。」(「はじめに」より)
【著者プロフィール】
山下 剛利(やました・たけとし)
昭和15年、徳島県生まれ。 徳島大学医学部卒業。 同大学附属病院精神科神経科助手を経た後、 平成4年、医療法人あいざと会理事長に就任。 平成15年、同法人あいざとパティオクリニック院長を兼務。 平成18年、同理事長を定年退任する。 現在、同法人あいざとパティオクリニック名誉院長。 昭和49年~平成6年、日本精神神経学会理事、 昭和49年~平成9年、同学会の「精神医療と法に関する委員会」委員長。
主な著書に、『精神衛生法批判』(日本評論社) や 『強迫神経症の治療』(共著:金剛出版)などがある。
医療法人あいざと会・藍里病院
同法人あいざとパティオクリニック
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