「させる」勉強が「する」勉強に変わる不思議な人形「アーナンダ」の教え:受験生を持つ親がやるべき大切なこと

(著) 河原利彦

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作品詳細

―子供たちを未来に羽ばたかせるために、必要なものとは―
20代の頃からバックパッカーとして世界中を旅してきた里香子は、満を持して訪れたインドで、導かれるように一軒の古道具屋に入り「アーナンダ」という名前の古ぼけた木彫りの仏像と出会う。店の妖しい雰囲気に戸惑いつつも、楽しい土産話と、高校受験を控える友人の娘のお守りにでもなればと思った里香子は、その人形を日本に連れて帰ることにした。ほんの小さな気まぐれで買った奇妙な人形が、やがて友人の家族に小さな奇蹟をもたらすことも知らずに――。
受験生を持つ親にとって悩みの種である子供の勉強。本書は、長年塾講師として子供たちと向き合い成長を促してきた著者が、「アーナンダ」の言葉にのせて、その独自の指導法のエッセンスを物語形式で分かりやすく解説した作品です。スマホにゲーム、何を言ってもきかない子が「自ら勉強する子」に変わっていく過程を通じて、学ぶことの本質を問い、自発的な子どもの成長を促す習慣を身につけることができる内容となっています。

[目次]
プロローグ
SPRING 勉強しないわが子にイライラ・ガミガミ
SUMMER 受験の合否を決める「鬼門の夏休み」がやってきた
AUTUMN やっと勉強しだした受験生を体育祭と文化祭が惑わせる
WINTER 受験本番まで続く、不安と焦りの数週間
NEXT SPRING 合格発表の掲示板にわが子の受験番号が……
エピローグ
あとがき――「勉強すること」の本質
著者略歴

[出版社からのコメント]
なぜ勉強しなければならないのか、何のために勉強するのか分からない、そうした声を聞くことがあります。かつてのように一流の大学に入って一流の企業に就職すれば全てが上手くいく、というような幻想を持ちえない今、そうした問いはより重要性を増していると思います。本書を通じて、多くの方に勉強することの意味や本質を考えていただければ嬉しく思います。

【著者略歴】
河原利彦(かわはら・としひこ)

1961年茨城県生まれ。大学在学中に単身渡米し、アメリカの大学で英語を学ぶ。中高学生の頃から、学校の在り方や指導に違和感を覚え始め、自らの子育てでも学校やPTAなどに問題提起をし、わが子の教育に関して常に革新的なアイディアを出し続ける。26才で本質を突く塾「河原塾」を立ち上げ、現在は全国各地に7校。
「教育制度に破壊なくして創造なし!」を理念に、現代教育研究家として、30年を超える指導経験から、子供の可能性を引き出し、本当に必要な教育をあらゆる角度から研究している。さらに、悩める高校生を救うため、学校反抗プロジェクト(GHP)を立ち上げ、教育界に新たな革新を提唱。著書、トークライブ、ネット放送などを通じて、親子と交流し、現在の学校教育制度に疑問を投げかけ、容赦なく破壊していく。サングラスと金髪で、知る人ぞ知る〝教育界のカート・コバーン〟の異名を持つ。
また、新しいコーチング技術、ダイレクトレスポンスコーチング「DRC」を開発し、勉強を強いることなく、生徒の成績を上げている。現在では、マインドセット、心理学・脳科学を融合させた、新たな戦略的学習法(KJ―ストラテジー)にて、大学受験へむけて高校生の偏差値を軒並み15~25アップを実現。
90年代には、少年隊、松田聖子などに多くの楽曲を提供した作曲家としての一面もあり、現在もフリーの作曲家として活動している。著作『子どもを第一志望に合格させた親の3つの共通点』『お母さんにしかできない子どもの隠れた才能の伸ばし方』『100%合格のための超勉強法』『「叱らない」「ほめない」「教えない」から成績は大きくあがる』(ともに小社刊)など多数。
JEX DRC認定コーチ代表・苫米地英人認定コーチ。

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