大井夫人と望月百合子―太陽のように輝き大地のように慈しんだ二人の女性の生き方
(著) 山下健市
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――女学校を卒業した望月百合子は新聞社に入社して婦人部記者となりましたが、その新聞社は次のどれでしょうか。
1.朝日新聞、2.読売新聞、3.毎日新聞
正解は本書「望月百合子嬢」をご覧ください。
かつては父の敵であった武田信虎と政略結婚をするも優れた教養で信虎を支え、教育にも心血を注いで武田信玄をはじめ後世に名を残す武将に育て上げた大井夫人。石川三四郎を師と仰ぎ、女性解放の志のもと仏英塾の開校を始め、戦前戦後を通じて啓蒙に尽力した望月百合子。400年の時を隔てて重なり合う2人の女性の思想と人生を、「リスペクト」という言葉に象徴されるその生き様と共に描いた半生記。
[目次]
はじめに
大井夫人
望月百合子嬢
参考文献
[担当からのコメント]
現代の日本の社会でも男女の格差は問題視されていますが、歴史の中で様々な抑圧を受けてきた女性の中には、その傑出した才能と情熱で活躍した方々も少なからず存在しました。本書はそんな歴史の中から、南アルプスが生んだ二人の女性を紹介しています。女性はもちろん、男性の方にもおススメしたい一冊です。
[著者プロフィール]
山下 健市(やました・けんいち)
昭和10年、山梨県南巨摩郡富士川町長知沢生まれ
東京農工大学繊維学部卒
山梨県公営企業管理者、山梨県下水道公社理事長、サンレーベン株式会社常務取締役を歴任
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