釈尊から親鸞へ 他力と悪人の自覚 悪人正機とは何か

(著) 鈴木正臣

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作品詳細

[商品について]
―仏教をかみ砕くと「いかに生きるか」の答えが出てくる―
仏教は本来、合理的で普遍的な考え方持った宗教です。しかし残念なことにそうした仏教のもつ思想は、難解な教義に阻まれて一般の方にはよく理解されていないのが現状です。では仏教を、特に浄土真宗の本質を、現代に即した言葉で誰もが納得できるように解説したらどうだろうか――本書はそうした視点から生まれました。仏教と科学の不可分性や仏教の世界観、悪人正機説における悪人の本当の意味など、仏教の教えから「人生をどう生きるか」という問いへの答えを紡ぎ出す、今を生きる貴方のための仏教入門書です。

[目次]
まえがき
一、俗化した仏教
二、釈尊の悟ったこと
三、仏教と科学は切り離せない
四、往生は無条件ではない
五、王舎城の悲劇が教えているものは何か
六、無量寿に生かされる
七、智慧の光に照らされて見えるもの
八、往生への道
九、悪人正機とは
十、輪廻転生と霊魂
十一、宿業とは何か
十二、浄土は何処にあるか
あとがき
【参考文献】
著者略歴

[担当からのコメント]
専門用語が多くて難解だという理由で仏教の教義が理解されず、興味も持たれないというのは非常にもったいないことだと思います。荒唐無稽ではなく、ちゃんと生きることについての考えが示された思想としての仏教の真髄に、ぜひ本書を通じて触れていただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
鈴木 正臣(すずき・まさおみ)

1938年 大分県中津市生まれ
1956年 海上保安庁入庁。本庁警備救難部警備第1課国際犯罪対策室専門官、鹿児島海上保安部次長、仙崎海上保安部長を歴任
1999年 定年退職
2021年現在、浄土真宗大谷派九州教区豊前中津組門徒会長。

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