日本縦断徒歩の旅 : 環境アピール、夫婦で歩いた118日
(著) 金澤良彦
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――釜石港にある全高48・5mの釜石大観音は、「花の寺」として知られるある寺の小さな観音石像をモデルにしたと言われています。その寺とは、次のどれでしょうか。
1.長谷寺、2.勝持寺、3.明月院
正解は、本書「岩手には自然がいっぱい」をご覧ください。
「次は徒歩で日本列島を縦断してみよう」
子供に触発されて始めた四国遍路を終えたとき、夫婦の間に芽生えたのは、そんな気持ちだった。それならば、遍路の中でも感じていた日本の社会を蝕むモラルの低下、それらを歩いて訴えながら夫婦で日本を縦断する「環境保全を訴える旅」にしよう――九州から北海道まで、ゼッケンをつけ四輪カートを押して歩く夫婦の挑戦は、ついに118日の宗谷岬でフィナーレを迎える。多くの人に支えられ勇気を与えた感動の旅を、写真と文で綴ったニッポン道中膝栗毛。巻末資料編に徒歩旅行をするための準備と装備の詳細も収録。
[目次]
はじめに
旅立つ前に
第一章 さあ、いよいよ出発だ!
鹿児島は夕日の国だった
宮崎には真っ青な海が
大分では熱烈歓迎
九州とお別れ
第二章 雨や嵐も何のその!
嵐の山口を行く
島根は神々の国だ
鳥取で千キロ突破
第三章 中国山地を横断、関西へ!
兵庫は第二のふるさと
京都・滋賀はわが庭だ
第四章 いくつもの旧交を温めて!
ほのぼの都市、福井
活気あふれる街々、石川
富山は蜃気楼の町だ
新潟は夕日が映える
第五章 魔の三陸道を進む!
山形は人情豊か
宮城は三陸道の表玄関
岩手には自然がいっぱい
青森はホタテの町
第六章 やった、宗谷にゴールした!
道南は今日も雨だった
道央ではハプニングつづき
道北は、ないと言ったら何もない
〝徒歩縦断の旅〟からいただいたもの
【資料編】準備と装備
日程計画の立て方
衣服関係
生活用品
宿泊用品
地図・その他
四輪カート
費用
ストレッチ体操
おわりに
プロフィール
[担当からのコメント]
SDGsが注目されるいま、環境問題に対して何かアクションを起こしたいという方も少なくないと思いますが、何をしたら良いのか分からないという方に本書はひとつの答えを提示しています。生きがいを得るのにも何かを始めるのにも年齢は関係ない、そんな勇気をもらえる一冊です。
[著者プロフィール]
金澤良彦(かなざわよしひこ)
●1942年(昭和17年)京都市生まれ、宇治市在住
●立命館大学理工学部・佛教大学社会福祉学科卒
●趣味:写真・詩吟・シュノーケルダイビング・旅行・日曜大工
●ビッグ体験:☆四国歩き遍路、1回目(平成9年~11年 7回の区切り打ち)、2回目(平成15年 通し打ち)
☆日本列島徒歩縦断(平成16年3月~8月)
●登録団体:京(みやこ)エコロジーセンター(環境ボランティア)
京都府地球温暖化防止活動推進センター
省エネアドバイザー
京都府地球温暖化防止活動推進員
●著書:「夫婦で行く素晴らしき歩き遍路」(平成11年 LIPS京都)
「改訂新版・夫婦で行く素晴らしき歩き遍路」(平成16年 ユニプラン)
参考図書:絵コロジー 高月 紘 著
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