もっと知りたいイギリス―歴史が生きる街をいく 改訂版
(著) 藤森靖允
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――ハンプトン・コート宮殿に出るお化けは、ヘンリー八世の何番目の王妃といわれているでしょうか
1.1番目、2.3番目、3.5番目
正解は、本書「9ハンプトン・コート宮殿 ~ヘンリー八世と六人の王妃たち」をご覧ください。
数多くの文学作品や芸術作品、多様な様式で造られた建造物など、独自の歴史が今なお息づくイギリスという国は、語れど尽きない様々な魅力がある――2年間のイギリス駐在ですっかりイギリスの魅力の虜となった著者が、とどまることのない情熱と探求心でイギリスを再訪してまとめた、愛着あふれるイギリス紀行文。
[目次]
はじめに
プロローグ
1 イギリスという国
2 ロンドンという都市(まち)
ロンドン編
1 カーライル・ハウス ~ 夏目漱石の 『カーライル博物館』
2 コヴェント・ガーデン ~ 出世した三人の女性たち
3 ウェストミンスター宮殿 ~ イギリスの国会議事堂
4 バッキンガム宮殿 ~ ジョージ四世の贅沢
5 大英博物館 ~ 創設者ハンス・スローンとエルギン卿
6 ジョンソン博士の家 ~ 初めての辞書 『英語辞典』
7 チェルシー・オールド・チャーチ ~ トマス・モアの教会
8 セント・ポール大聖堂 ~ 建築家クリストファー・レン
9 ハンプトン・コート宮殿 ~ ヘンリー八世と六人の王妃たち
地方編
1 カンタベリー大聖堂 ~ チョーサーの 『カンタベリー物語』
2 セント・オーガスティン修道院 ~ キリスト教の伝来
3 ドーヴァーの白い崖 ~ シェークスピアの 『リア王』
4 ウィンチェスターの街 ~ キーツの 『秋のうた』
5 ストーンヘンジ ~ イギリス先住民族と巨石群の謎
6 ソールズベリー大聖堂 ~ ジョン王と 『マグナ・カルタ』
7 バースの街 ~ 画家ゲインズバラと女流作家ジェーン・オースティン
8 ハワースの丘 ~ エミリー・ブロンテの 『嵐が丘』 とブロンテ家の人たち
9 エディンバラ城 ~ 悲劇のスコットランド女王メアリー・スチュアート
10 アダム・スミスの墓 ~ 見えざる手の導き
11 湖水地方 ~ 詩人ワーズワースの故郷
おわりに
著者略歴
[出版社からのコメント]
イギリスの歴史や文化にどこか親近感を感じるという日本人は案外多いのではないでしょうか。日本と同じ島国で伝統ある皇室を持ち、地域によって多様な文化を持つイギリスの魅力をじっくりと味わう一書として、本書はどなたにもおススメです。
[著者略歴]
藤森靖允(ふじもり・やすみつ)
一九四二年東京生まれ。一九六五年慶應義塾大学商学部卒業。同年東レ株式会社入社。海外事業を中心に大半を国際畑で過ごす。一九七八年から二年間ロンドンに駐在。二〇〇三年退職。著者に『いろいろにコスモポリタン』、『楽しみはアフター・エイトに』、『グッド・オールド・デイズ』、『閑居暇なし』、『海外駐在員のないしょ話』がある。
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