私をさがす、暮らしをつくる――本当の自分と価値を見いだすための「向心的暮し」のすすめ

(著) 森本武

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作品詳細

[商品について] ―知識では『中心』を知ることはできない。だから「暮し」を見つめなければならない― あからさまにひとの役に立つような価値はもたず、特別に高貴な人格形成を目指して励むのでもなく、いまの自分のありのままの状態を可能なかぎり多面的に理解することをとおして、自らの存在の中心を見出し、必然的な運動によって、その中心に向かって凝縮していく――そんな「向心的暮し」方がいま必要とされている。ひとが生きる場で展開する営みである暮しを駄目にしないためには、「私」の根源に出会う聖なる自己探求を可能とするにはどうすれば良いのか。NPO K’s Pointを主宰し、暮しの探究を続ける著者が贈る実践的暮し方入門。 [目次] はじめに 第一章 暮しのイメージ 一 裸で産まれる 二 暮しのイメージ 第二章 生存の暮し 一 人間という動物の暮し 二 寝床の確保 三 餌の確保 四 人間であるということ 五 人間関係 第三章 暮しの規模 一 小さい・大きい 二 見せる生活 三 収集癖を考える 第四章 暮しの道具 一 生活道具を選ぶ 二 包丁 三 食器 四 塵取りと帚 五 下着 六 筆記具 七 冷蔵庫 八 家具 九 カメラ 十 パソコン 十一 自転車 十二 葉書 十三 ファックス 十四 時計 第五章 計画と不安 一 備える 二 今に生きる 第六章 人間の『中心』 一 情報と生命 二 生命の主体的力 三 現実(刹那)情報と真実(本質)情報 四 人間の『中心』 第七章 結び あとがき 著者略歴 [担当からのコメント] 国家も、それを動かす政治も、突きつめれば全て私たち一人ひとりの「暮し」のためにあるものです。現代の私たちは、そんな自分の「暮し」をないがしろにし過ぎているのかも知れません。暮しという営みの中で自分を見つめる、そんな体験をぜひ本書を通じて味わっていただければ嬉しく思います。 [著者略歴] 森本 武(もりもと・たけし) NPO K's Point代表、嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学前学長、詩人。 幼年期の死線をさまよう3年間の闘病生活から、人間存在の不思議に目覚めた後、生命についての概念的説明にはあきたらず、その実相を模索しながら、瞑想、哲学、宗教、生命科学などを独学しつづけている。 Krishnamurti Centre(英国)への研究滞在をきっかけに、J.クリシュナムルティの思想と本気で向き合う決意をかため、1998年にNPO K's Point を創設した。講演、対話、著作などを通して、思考に偏重した人類文化の危険性と不安の根源的原因を探求している。 NPO K's Point www.kspoint.com Email: kspoint1998@yahoo.co.jp

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