コラム番外編 目からウロコの家と世づくり 第二巻:新資本主義実現の参考書

(著) 榎戸正人

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[商品について]

―現代資本主義の呪縛を材木屋が斬る!―

このままでは政府が掲げる「新資本主義」は実現できない。新資本主義を考えるためには、まずは従来の資本主義への反省から始めなければならない――木材のスペシャリストである著者が、今度は老体(?)に鞭を打って「新資本主義」に切り込んだ! 成長と分配、金融政策、環境問題と、辛口目線全開で政治家よりは真剣に考えていきます。「林材新聞人気コラム辛口の酒」シリーズ番外編2弾!



[目次](ナンバーは第一巻から続く)

はじめに

21、新資本主義とは何か

22、金融所得課税は強化すべきだ

23、新型NISAの導入を

24、消費税の見直し

25、「食」の消費税の見直し

26、「分配」は、バラ撒きではない

27、PPF、プアーピープルズファンドの設立

28、所得税累進税率の見直し

29、法人税の累進税率は無理だ

30、内部留保への課税は、二重課税だ

31、所得倍増は可能か

32、技術革新こそが日本成長の源泉

33、二酸化炭素は資源である

34、「ゴミを資源に」が、成長を導く

35、医療費負担は所得別に

36、医療は地方に任せよう

37、フェイクニュースに騙されないように

38、「見えざる神の手」はあるか?

39、新資本主義の確立には、長期優良住宅も必要だ

40、総括

おわりに

著者略歴



[担当からのコメント]

現在の資本主義について、このままでは良くないと感じている方は多くても、さりとて政府の掲げる新しい資本主義に希望を見いだせるのか分からないと思う方も多いでしょう。勉強も人生も予習より先ず復習から、というかは知りませんが、未来を考えるためにも先ずは現在と過去を見直す時間は必要ではないかと思います。今回のコラムも辛口大吟醸、相変わらずの切れ味でお楽しみいただけます。



[著者略歴]

榎戸 正人(えのきど・まさと)



昭和28年、東京、新木場の材木問屋、(株)榎戸材木店の四代目として生まれる。

昭和53年8月、私立武蔵大学4年の在学中、その年に日本でオープン化されたツーバイフォー工法の取り扱いを開始するため、(株)榎戸材木店に入社。千葉県浦安市に開設されたツーバイフォー部材センターで資材販売に従事したが、ツーバイフォー住宅の問題点を悟り、部材の取扱をやめ新木場の本社に戻り、米材原木、製品の担当となる。その後も日本の気候風土にあった住宅に関心を持ち、現在の木造住宅の在り方に疑問を呈する一方、「木の語り部」として住宅に木材を使うことの大切さを訴え続けている。社長の座を長男に譲り、現在は会長としての職務(ほとんど雑用)と、所属する協同組合の役員、材木業界紙などへのコラムの執筆を行っている。

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