小説 恐怖の裁判員制度―続・囁く葦の秘密

(著) 雨宮惜秋

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作品詳細

ー裁判員制度とは、日本を全体主義的軍国国家に作り変えるために、国家が仕掛けた大陰謀であるー(本文より) 2009年に施行された裁判員制度。 裁判に関わる重要な権限が、有権者の中から無作為に選任された市民の手に与えられて久しいですが、 現在ではひとつの制度であり権利として、社会を構成する上で必要な要素になっています。 著者・雨宮惜秋氏は、その裁判員制度が、国家からの権利の一部委譲として、手放しで喜べるものではないと言います。 氏は、裁判員法成立の過程を隈なく調べ上げ、わずか3ヶ月ばかりで成立してしまった同法をめぐり、与野党、ひいては国家の隠された本当の思惑を考察しています。 本書は、「囁く葦の秘密」の続編であり、常に日本・国際政治経済の在り方を追求し続ける雨宮惜秋氏、渾身の政治小説です。

【目次】
第一部 忍び寄る軍靴の響き
第二部 雨宮惜秋〝パロディ劇場
シュミレーション ドラマ 『裁判員』
結びに 作者のダイレクトなメッセージ

【著者プロフィール】
雨宮惜秋(あまみや・せきしゅう)
昭和十九年二月、東京都生まれ。日本大学法学部卒。
平成十六年にアマチュア画家を廃業して美術から文学に転向。
平成十七年、小説『慟哭のヘル・ファイアー』を上梓。
平成二十七年四月、電子書籍『タロー 子供の夢』22ARTパブリッシングより出版。
平成二十七年七月、電子書籍『は縫い物語/愛の形見(新説鶴の恩がえし)』22ARTパブリッシングより出版。
平成二十七年七月、電子書籍『囁く葦の秘密』22ARTパブリッシングより出版。
平成二十七年八月、電子書籍『純白の未来』22ARTパブリッシングより出版。

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