愛こそ命:トルストイの歩んだ生涯
(著) 田邉一廣
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――トルストイは晩年に妻の監視の目を潜りぬけて家出をしましたが、そのとき向かった先は次の誰のところだったでしょうか。
1.親戚、2.妹、3.友人
正解は、本書「二十二」をご覧ください。
『戦争と平和』や『アンナ・カレーニナ』の作者として知られ、19世紀ロシア文学を代表する文豪であるトルストイ。その長い創作人生の中で、作家として、思想家として名声を高めていったその道程は如何なるものだったのか。トルストイが描く愛の物語に惹かれた著者は、今も人々を魅了してやまないその創作の秘密を求めて文豪が遺した作品に分け入っていく――。『アンナ・カレーニナ』を基軸として文豪・トルストイの思想や宗教、人生観に迫り、その偉大な人生と作品の魅力を浮き彫りにする「愛」に溢れたトルストイ論。
[目次]
愛こそ命:トルストイの歩んだ生涯
著者プロフィール
[担当からのコメント]
トルストイの作品は映画化されたものもあり、名前だけは知っているという方も多いと思います。ロシア文学には難解というイメージもありますが、そこにあるのは当時の時代を生きた作家と人々の姿、そして時代を越えてあり続ける人間の姿です。トルストイが好きな方はもちろん、分厚いトルストイの作品はちょっと、という方もぜひ、本書をご覧になってその魅力に触れていただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
田邉 一廣(たなべ・かずひろ)
創作を志してから三十年ほどになります。この五、六年は戯作三昧の日々を送っております。
創作には汲みつくせぬ魅力があります。尊敬する小説家はドストエフスキーとトルストイです。
著書
『鎮魂の海』(2015 龍書房)
『カチューシャの哀しみ』(2017 龍書房)
『アンナ・カレーニナの愛を超えて』(2018 文芸社)
『幸福の絆』(2020 文芸社)
『ゴッホとゴーギャンに魅せられて』(2020 22世紀アート)
『小説 コロナ』(2020 22世紀アート)
『わたしのデカメロン:バラエティーに富んだ十日物語』(2021 22世紀アート)
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