写真が語る明治から平成の勝浦
(著) 中村裕明
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―勝浦を知り、日本を知る―
かつて「外房の江戸」といわれ、外房第一の都市として繁栄した勝浦。サバやカツオ、イセエビなど豊かな海に恵まれた漁港であり、またリアス式海岸の美しい景観と温暖な気候は多くの文人墨客に愛されてきた。
本書は、その勝浦で生まれ育ち、勝浦の街づくりに取り組んできた著者が、漁業や観光、自然、人々の生活など様々な視点から勝浦の歴史と文化を貴重な写真と資料で紹介した作品である。
当時の人々の姿や暮らしから、今とは異なる豊かさや街づくりのあり方について考えるうえで、示唆に富む一書となっている。
「目次]
はじめに
写真が語る明治から平成の勝浦
凡例
写真が語る明治から平成の勝浦
1 勝浦の繁栄
2 観光を戦略とした街づくり
3 理想郷の由来
4 大正・昭和の海水浴場
5 大正・昭和の観光
6 文人墨客に愛された勝浦
7 勝浦の観光資源
8 現在の観光
9 明治・大正の漁業
10 昭和の漁業
11 漁港の築港
12 現在の漁業
13 カツオの水揚げ
14 イセエビ漁
15 明治から昭和の交通
16 昔と現在の風景
17 大正から昭和の風景・景観
18 大正時代の寺社
19 お万様(養珠夫人)
20 昭和初期の生活
21 戦後の大火災、大雪、台風
22 昭和30年頃の生活
23 大正から昭和の学校
24 朝市の変遷
朝市の歴史を理解する
朝市のはじまり
朝市の衰退と対応
朝市の繁栄
25 勝浦の秋祭りの変遷
26 イベント
27 勝浦の文化遺産である彫刻
28 勝浦の養蚕
29 勝浦の巨木と自然林
30 勝浦の海の中の生物
31 海岸の虫
32 現在の勝浦
33 勝浦の宝物
勝浦のくらし
はじめに
江戸末期から昭和初期の勝浦の繁栄
勝浦の漁業(江戸時代~昭和)
勝浦の観光(明治~昭和)
現在の勝浦
引用文献
編集後記
著者略歴
街づくりに参加しませんか
[出版社からのコメント]
本書は勝浦をテーマとして写真集ではありますが、明治から平成に至るまでの日本の社会や人々の暮らしを収めた生活史でもあります。文字では知ることのできない人々の表情や姿を通じて、先人たちの情熱に思いを馳せ、先行きの見えない日々への活力としていただければ嬉しく思います。
【著者プロフィール】
中村裕明(なかむら・ひろあき)
昭和29年5月15日勝浦市で生まれる
勝浦市立勝浦小学校、勝浦市立勝浦中学校、千葉県立長狭高等学校、日本大学文理学部教育学科卒業
昭和52年 船橋市の中学校理科教員となる。
昭和61年 故郷勝浦にもどる。
平成4年 「全国豊かな海づくり大会事務局」(天皇陛下、県知事、県議会議長、勝浦市長の挨拶案を執筆)
平成5年 「全国スポーツレクリエーション大会事務局」(実施本部の企画・運営)
平成6年 千葉県総合教育センター科学技術教育部
平成9年 大多喜町立大多喜中学校
平成10年 岬町立岬中学校
平成11年 九十九里地方教育センター
平成14年 (財)千葉県資料研究財団
平成18年 勝浦市立北中学校
平成21年 千葉県立中央博物館分館海の博物館
平成6年~8年 千葉大学非常勤講師
平成7年~10年 国立教育研究所 研究協力員(全国で実施した学力テストの問題作成等)
平成7年~現在 日本学生科学賞(読売新聞社主催の科学論文展)中央審査委員
平成19年~現在 北中防犯パトロール隊 隊長
平成21年~現在 KMA(勝浦街づくりアソシエーション)代表
昭和44年 日本学生科学賞 文部大臣賞受賞(中学3年)
平成17年 読売新聞渡辺恒雄会長からの招待でビル・ゲイツとの懇親会(帝国ホテル)に参加(復刻版勝浦案内をビル・ゲイツに謹呈する)
主な著書 「自由研究」(学習研究社 共著)
「復刻版 勝浦案内」(私家版 自費出版)
「千葉県の自然誌本編8 外房のくらし 勝浦」 (千葉県)
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