子どもたちのために親と教師ができること

(著) 東風安生

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作品詳細

[商品について]
――戦後の教育の中で、道徳が「特設道徳」として教育課程に登場したのは、いつからでしょうか。
1.昭和25年、2.昭和33年、3.昭和40年
正解は、本書「第8回 道徳科による子供の躾(その2)」をご覧ください。

本書は、長く教職に就き初等教育の現場で子供たちと向き合ってきた著者が、大きく変わりつつある日本の教育環境の中で、この国を再生するために教育者としてできることは何か、未来を担う子供たちに教師は何を伝えるべきなのかという問いに目を向け、子どもの躾や学校教育、教師としてのあり方、災害から何を学ぶかなど、折に触れ専門誌への連載等で発信してきた自らの思い、未来を担う方々へのメッセージをまとめた作品である。

目次
はじめに
子供のこころに自然への畏敬の念を培う
〝人〟この指とまれ SERIES・246
反省と展望 ―3・11大震災をふまえて― その1
反省と展望 ―3・11大震災をふまえて― その2
天を恨まず、運命に耐え、助け合うことの美しさ
100万回生きたねこ
日本を元気にさせるのはあなた ――がんばれ、若手教師
日本の在り方 特集 人と人との心のふれあいを大事にしよう
特集 躾啓発(しつけけいはつ) 三十五周年徒々ままに思う 第一弾 広い心を子どもに培う
特集 躾啓発 徒々なるがままに 第十二弾 親業をしっかりやろう
特集 躾推進 徒然なるままに 第三十五弾 特別支援教育に対する理解
第1回 子供の躾と学校教育
第2回 子供の躾と学校教育
第3回 子供の躾と学校教育
第4回 子供の躾と学校教育
第5回 子供の躾と学校教育
第6回 子供の躾と学校教育
第7回 道徳科による子供の躾(その1)
第8回 道徳科による子供の躾(その2)
第9回 道徳科による子供の躾(その3)
第10回 道徳科による子供の躾(その4)
第11回 道徳科による子供の躾(その5)
学校現場における感染症対応の実際

著者略歴
東風安生(こち・やすお)
横浜商科大学教授
教職センター長
1985年3月早稲田大学第一文学部哲学科教育学専修 卒業。1999年3月東洋大学大学院文学研究科教育学専攻修了。2017年3月昭和女子大学大学院生活機構研究科博士後期課程修了。博士(学術)
1985年4月御蔵島小学校教諭(1987年3月まで)。その後都内の区立小学校教諭。
2002年4月早稲田大学系属早稲田実業学校初等部専任教員。2006年4月同校教頭・同校評議員
2016年4月北陸大学経済経営学部教授2017年4月同大学全学教務部長。
所属学会:日本教育福祉学会会員、日本道徳教育学会会員・日本道徳教育方法学会評議員、その他活動:文部科学省[心のノート]編集協力委員、早稲田大学教育学部との連携による小学校教育実習システムの確立。

[出版社からのコメント]
子どもはそれぞれの家庭だけでなく地域で育てるものという意識があった頃から社会環境が大きく変わり、教育関係者も保護者も暗中模索しながら子どもたちと向き合わなければならない時代となりましたが、そんな時代を生きる私たちにはいま、改めて社会全体で教育について考えることが求められているのではないかと思います。本書を通じて、多くの方がそうした時間を持っていただければ嬉しく思います。

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