虹の橋銀の橋 : この物語は、人の命の物語。

(著) 櫛昭子

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作品詳細

[商品について]
―優しさに包まれなければ、純粋な心なんて、忘れてしまう―
ユミエは、生徒の気持ちが上手くつかめず悩んでいた。幼い頃からの夢だった教師になったものの、生徒との溝は開くばかり。教師としての自信を失ったユミエは、次第に食事も喉を通らなくなり、ついには授業中に倒れてしまう。失望とみじめさの中で自分を責めるユミエ。そんな彼女の前に、ある日青く透き通った服を風になびかせた風の妖精ワシュが現れる。「本当の心を取り戻してほしい」と彼女に語りかけるワシュ。妖精の存在に半信半疑だったユミエも、ワシュが語る妖精達の物語の中で次第に忘れかけていた心の命を思い出して――。物語が進むにつれて明らかになっていくユミエに託された役割と、妖精と人の交流を通じて描かれる命の真実が読むものに深い感動を呼ぶ、救いと希望の物語。

[目次]
第一章 命の島からの使者
風の妖精ワシュとの出会い
「心の約束」
命の島からの旅立ち
地上に着いた二人
第二章 地上に住む妖精
ツルヒメさまの湖
六人の仲間たち
心の演奏会
ツルヒメさまの歌
第三章 人の『心の命』
モヤさまの願い
『銀の橋』を渡る
自然は人の心のふるさと
第四章 地上へのメッセージ
六人の女性
レセとジツコ
クユとミキ
カヤとケイコ
ショウとミチコ
オモとセイコ
湖での誓い
あとがき

[担当からのコメント]
いまを生きることが辛い、自分にたいして自信がない、自分のことだけで精一杯で相手を思いやることなんてできない、日々の生活の中でそんな風に思うことはありませんか。ひょっとするとそれは、本書に登場する主人公と同じく「心の命」を忘れてしまっているからかも知れません。疲れたときはすこし立ち止まって、妖精たちの物語に耳を傾けてみてください。きっと貴方の「心の命」も、ほぐれた気持ちの中で輝き出すことでしょう。

[著者紹介]
櫛 昭子(くし しょうこ)

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