わたしの撮影記録 日本の蝶260種
(著) 稲田博夫
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[商品について]
―人が自由に訪問できる日本最南端の島であり、南十字星を見ることができる島の名前は次のうちどれでしょうか。
1.波照間島、2.与那国島、3.久米島
正解は、本書「タテハチョウ科」をご覧ください。
「美しくはかないもの、蝶と花はよく似ている。」(「はじめに」より)——本書は著者自ら日本中を巡り歩き、その手で撮影した蝶の記録である。現在日本に生息する蝶のうち、その大部に及ぶ260種を、彩り鮮やかで、蝶の羽ばたきが聞こえるようないきいきとした写真で届ける。写真とともに簡潔な種の説明、生息地(撮影地)、撮影紀行文を付す。
[目次]
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
・アゲハチョウ科 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
・ウスバキチョウを求めて・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
・シロチョウ科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
・クモマツマキチョウ撮影記・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
・シジミチョウ科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
・対馬紀行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88
・タテハチョウ科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 89
・八重山諸島紀行:波照間(ハテルマ)の記憶・・・・・150
・セセリチョウ科・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・151
・撮影地・撮影機材・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・172
・参考文献・著者関連文献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・173
おわりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・174
[出版社からのコメント]
図鑑というと、その情報量の多さや物としての完成度の高さに、作り手の影が見えづらいことがあります。一方で本書は、全ての写真がただ1人の人によって撮られたこと、そして随所に書かれた撮影紀行文を読むと、蝶の撮影に伴う困難や周りの人々の助力について書かれており、この本がどれだけ苦労して作られたのかがよく分かります。それだけに、きっと読んだ人に愛着を抱いてもらえるのではないかと思います。
【著者略歴】
《著者略歴》
稲田博夫(Inata Hiroo)
1944年 島根県雲南市生まれ
1963年 島根県立大東高等学校卒業
1967年 京都大学工学部卒業
1969年 京都大学大学院工学研究科終了
1969~2004年 帝人株式会社勤務
山口むしの会所属
工学博士
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