旅する町医者 修学旅行篇【電子書籍版】
(著) 秋元直人
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―人生の修学旅行は、興のままに心のままに―
町医者歴二十年余、多摩川と隅田川の間の狭い空間を徘徊する塩漬けのような日々の中で、思い立ったはアラカンの修学旅行。「微少年」のころに抱いた夢と憧れをのせて、沖縄、熊本、京都、大阪と機をみて未踏の地を巡りつつ、モノトーンのリズムを微妙な濃淡で揺らしながら「ウォーク」するリロイ・ヴィネガーのジャズ・ベースから、シン・ゴジラの上陸の軌跡まで、音楽、文学、絵画と愉悦の旅はどこまでも果てしなく広がっていく。心のリズムが「ウォーク」する、問わずがたりの小粋なエッセイ集。
[目次]
目次
リロイ・ヴィネガー賛江
うなドン
方丈石
昔話と暴力
何もない町・児玉
歩いて五千歩
はじめての沖縄本島
私の草枕
飯田線
お濠の内と外
抹香町
天使
品川心中
そして シン・ゴジラ
シン・ゴジラ、そして
埋もれ火
学校保健委員会
四天王寺から
十四番小路
つゆのあとさき 二〇一七
書評(あとがきにかえて)
[出版社からのコメント]
旅には様々な形があります。行く当てのないひとり旅や団体ツアーも旅なら、ときとして仕事での遠出や隣りの街に出かけること、様々な文化や歴史に触れることも旅になったります。地域医療という重荷を背負いながらも、どこまでも尽きない本書の旅心を、ぜひ楽しんでいただければ嬉しく思います。
【著者プロフィール】
秋元直人(あきもと・なおと)
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