墓石書家–他3篇–:川崎英生小説集

(著) 川崎英生

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作品詳細

[商品について]
―独創的な光を放つ、プリズムのような4つの物語―
墓石に掘られた文字には、さまざまな想いが詰まっている。書家として手掛けた作品の奥にある依頼者の人生、そして文字と向き合う「僕」自身のこころ――。表題作「墓石書家」のほか、GHQが旧日本軍の基地を接収する動きに対して、兵士たちが開墾していた飛行場を守るため、アスファルトをはがしてできた中富富士に立て籠もり戦った兵士たちの顛末を描いて小説・戯曲部門で第38回埼玉文芸賞を受賞した「中富富士とGHQ」など、独特の視点で描かれた珠玉の4編を収めた短編集。

[目次]
愛しているわ
ヨーガ・ポーズ集・・・象
中富富士とGHQ
墓石書家

[出版社からのコメント]
フィクションの中にある日常の物語は、ときとして私たちが見ている現実の世界の光を思いもよらない方向に導いて、異なる相貌を見せてくれます。本書の中にある作品たちが、どんな姿を導き出すのか、ぜひじっくりと味わっていただければ嬉しく思います。

【著者プロフィール】
川崎 英生(かわさき・ひでお)
1952年、埼玉県生まれ
東京大学文学部卒業
家業に従事する傍ら、同人誌に作品を発表し続ける
現在同人誌「文芸事始」発行人
第38回埼玉文芸賞受賞

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