平尾台トレイルランニングの魅力: 原野を調べ、原野を走り、原野を知る
(著) 曾塚孝
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こんなにロケーションの良いレースは日本になかった。
本格的トレイルランニングレース・九州上陸!
数年前、ハイキングガイドブックで九州エリアから走るトレイルを探していた際「ここは日本なのか?」と思われるフィールドの写真が目に飛び込んできました。それが平尾台でした。
実際に走ったトレイルは想像以上で、海原を遠方に望み、他ではあまり見ることができないカルスト台地の風景、起伏の中の完璧なシングルトラックを無数に通り抜け、同じ形が二つとないピナクル(石灰岩の石柱)の間を通り抜ける気持ちよさ、面白さに感動を覚えました。
そして2010年より、平尾台をフィールドの中心とする九州最長の40kmのトレイルランニングレースが開催されることになりました。多くのランニング愛好家の方々に、このフィールドの迫力とその美しさを感じ、様々な魅力に触れてもらいたいと思います。
大会プロデューサー Trail Runner 石川弘樹(TRAIL WORKS代表)
著者プロフィール:
曾塚 孝(そつか たかし)
1935 年福岡県生まれ
1959 年広島大学教育学部卒業
福岡県立高等学校生物科教員、北九州工業高等専門学校(非常勤)を
経て、現在、九州工業大学理数教育支援センター客員教授、北九州市
立いのちのたび博物館友の会顧問。
この間、北九州ケイビングクラブ(KCC) を創り、平尾台カルスト台地
調査、平尾台の石灰洞調査、古脇野湖魚類化石調査、カルスト植物園
新設、北九州市立自然史・歴史博物館新設に関与した。北九州工業高
等専門学校のとき、DNA の簡易抽出法、北九州・平尾台トレイルラン
ニングレースの環境インパクト調査を行った。平尾台の石灰洞調査で
は、ヤベオオツノジカ、ニホンオオカミ、ニホンムカシシカ、ナウマ
ンゾウなどの発掘・調査を行った。
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