私と文学と人生: エッセイ集
(著) 外村文象
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「妻が逝って十年、ともかくも前向きに生きて来た。文学を伴侶として、新しい多くの出会いがあった。定年を迎えて念願の文学への回帰を果たした。」(あとがき)
ときに詩人、ときにサラリーマン……作者による初のエッセイ集。
戦争と初恋の記憶、田宮虎彦の小説との出会い、詩友との交流、亡き両親や妻の想い出――そして文学への熱い思い。飾らない静かな文章で、作者の歩みと現在を綴る。
「心豊かに美しく老いる。このことを肝に銘じてこれからの日々を誠実に生きたい」(本文より)
【著者プロフィール】
外村 文象(とのむら・ぶんしょう)
1934年 滋賀県五個荘町に生まれる
滋賀大学経済短期大学部卒業
綾羽株式会社に38年間勤務
日本詩人クラブ会員
関西詩人協会会員
詩誌「人間」文芸誌「金澤文學」同人
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