今は昔: 民具など

(著) 山本富三

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作品詳細

「今は昔」とは、現代の日進月歩の文化に追いつけず、昔を振り返ってみようと思い、「今在る昔の物」を撮ったものです。そのなかでも、生活に関わる昔の民具を主体に探っていきました。

ここに挙げたものは、江戸時代から昭和初期という長い間使われた生活の道具と推測されます。
急速な暮らしの変化のなかで消え去る何かを感じながら…。京都在住の小生が訪れた関西近郊に限られておりますが、地域に残された民具等を撮りました。昔を偲ぶ世代の方々の一興に乗じますなら幸せに存じます。

著者プロフィール
山本富三(やまもと・とみぞう)
1934 (昭和9)年、 京都市に生まれる。 1957年、 日本大学芸術学部写真学科卒業。 1960年、 電通関西支社写真部に入社し、 新聞・雑誌等の広告写真を担当した。 作品は朝日広告賞入選、 通産大臣賞 等、 受賞も多数。 1994年に電通を定年退職し、 近年は遺産的な物や古い物の撮影に取り組んでいる。 日本写真学会会員、 日本広告写真家協会会員、 新写真派協会会員。

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