幸泉の魅力:心癒す水墨画・淡彩画の世界
(著) 松村幸泉
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――「日本一のお花畑」ともいわれる、日本三大雪渓のある山が描かれています。その山の名前は、次のどれでしょうか。
1.白馬岳、2.針ノ木岳、3.剱岳
正解は、本書第章「51P」をご覧ください。
氏の生まれは、奈良県桜井市。三輪山の麓で幼少期を過ごし、自然の山を見ては描きたいという衝動に駆られる程、根っからの絵描きである。書道家である氏が描く世界は、墨絵を中心に広がる。墨の濃淡や潤渇を使い分けて描く、水墨画。そして、水墨にあっさりと彩色する淡彩画。同じ筆と墨は使えども、やはり字と画は別物である。氏の心にある絵を表現するために、墨絵の本を探し続け、やっと出会ったのが山田玉雲の「墨絵の技法」だ。七年間の模写も、氏にとっては至福の時間であったに違いない。本書は、著者が自然と触れ合い、幸せをかみしめながら過ごした、四十年間の軌跡が描かれている。
[出版社からのコメント]
ページをめくる度、これが氏の描きたかった世界なのだ、と感心します。幼少期から育まれた自然への溢れる思いが、淡く優しく描かれており、見るものを温かく包みます。ぜひ、各画のコメントを参照してください。自然を慈しむ心に気づくことでしょう。日本人特有の郷愁を感じることができます。
[著者プロフィール]
松村 幸泉(まつむら・こうせん)
1966 年 書家米田玉泉先生に師事
(市展賞・県展 受賞、東京美術館展一部入選2 回連続受賞)
1975 年 幸泉書道教室を立ち上げる
1977 年 書道漢字古典、張瑞図法書選を独学で10 年間学び現代に至る
1978 年 水墨画苫野恵山先生に師事
1981 年 書家日展審査会員、林田芳園先生に師事
(読売書法会展、特選2 回連続受賞)評議員~幹事となる
1986 年 水墨画 山田玉雲画伯の水墨画集を求め独学で7 年間模写の繰り返しくりかえし学ぶ
1993 年 全日本水墨画展初入選
1994 年 全日本水墨画展(優秀賞 受賞)その後、毎年出品し受賞を重ねて会員となる
1997 年 三輪明神( 大神神社)に水墨画霧中の神山1 面を寄贈
1998 年 全日本水墨画会展に再度(優秀賞)を受賞
2001 年 書道日本書芸院大賞受賞(二科審査員)となる
2002 年 幸泉水墨画グルー プ展を開催
読売新聞社主催名士名流作品展に出品
2004 年 幸泉水墨画グルー プ展(2 年に1 回開催)淡彩画を始める
個 展 1994 年から通算3 回(橿原ロイヤルホテル、松森画廊、アゼット奈良画廊)
現 在 書道日本書芸院二科審査員、全日本水墨画会 会員
奈良エルトピア労働会館 教室 主宰(水墨画・淡彩画 講師)
三郷町文化センター 教室 主宰(水墨画・淡彩画 講師)
富雄南公民館 教室 主宰(書道 講師)
桜井市巻野内 教室 主宰(書道・水墨画・淡彩画講師)
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