われら雑草家族 続・元祖田舎生活物語
(著) 重松博昭
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土の上で汗を流し、採れたもので料理し、食べ、飲み、語らい、眠り、排泄物を土に返す。そんな生活を夢みて農村に移住し、ゼロから農業と養鶏を始めて34年―豊かな自然のなかで、妻と三人の子ども、動物たちと共に自給自足の生活を送る作者が日々の出来事を綴ったエッセイ。火事にも台風にも、病や貧乏にも負けず、手をとりあって生きていく家族の姿を描く。
本当に大切なものは何か。幸せとは何か。そんなことを考えさせられる一冊。
【著者プロフィール】
重松 博昭(しげまつ・ひろあき)
1950年、福岡に生まれる。
1974年、大学中退、結婚したばかりの妻と新天地(約1ヘクタールの栗山)に移り住み、自給自足をめざし「シロウト農法」を営む。現在、自給は採集・拾う・もらうも含めてもせいぜい半分程度。栗山は雑草園に、そこでくらす鶏達の卵で最低限の収入を得ている。3人の子はすでに巣立っている。
著書『山羊と暮らした』(葦書房)
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