大帝の血脈(3)その陰謀と十字架の果てに:ユスティニアヌス朝の盛衰

(著) 乾明

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作品詳細

[商品について]
―人は彼を「眠らぬ皇帝」と呼ぶ―
5世紀後半、貧しい農夫から軍人となり、出世を重ね、ついに皇帝アナスタシウス一世の後を継いでローマ皇帝の地位に就いたユスティヌスは、その政務役に甥のユスティニアヌスを任命する。しかし、間もなく老ユスティヌス帝が病で没すると、ユスティニアヌスは帝国の単独皇帝となり、更なる野心を燃やすのだった。ーー権力と繁栄を求め、時には激しい戦に挑んだ「眠らぬ皇帝」ユスティニアヌス。そして彼のもとで帝国の司令官として重要な働きを見せた名将ベリサリウス。ローマ帝国に渦巻く欲望、野心、陰謀、栄光・・・。混沌の時代を生きた皇帝たちの盛衰を緻密に描いた歴史小説シリーズ第3弾。

[目次]
一 大帝ユスティニアヌスの時代
二 名将ベリサリウス
三 聖戦
四 終章
後補
著者略歴

[担当からのコメント]
ローマ帝国と聞くと、現代の私たちとは大きくかけ離れた遠い世界の話のように感じる方もいるかもしれませんが、権力や地位を求めて手を尽くす皇帝たちの姿はあくまで人間らしく、時には生々しくさえあります。世界史の真相を学ぶとともに、ユスティニアヌスら皇帝たちの人間ドラマにも注目して本作をお楽しみいただけますと幸いです。

[著者略歴]
乾 明(いぬい あきら)
1938年東京生まれ
早大卒、岩手県盛岡市在住
近年の著書
『モザイク画の女たち』(文芸社 2015)
『特美と共に』(アートフォーラムいわて 2017)
『巷の三代記』(ブイツーソリューション 2019)
『大帝の血脈』(22世紀アート 2022)
『大帝の血脈2』(22世紀アート 2023)

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