「物」から「心」の時代へ──「進歩と調和」の自由100%
(著) 阪上好延
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[商品について]
ー「危機の足音」を感じる私たちには、「福音の足音」も聞こえるはずだー
高度な科学技術の発展により「物の豊かさ」を実現した一方で、人と人との繋がりや、愛する、慈しむといった「心の豊かさ」を見失いつつある現代人。物と心のバランスが取れた一歩先の時代を生きるために、今こそ新たな幸福の道を探ってみよう。
他の動植物にない「思考する能力」が人間に備わっている理由とは。「物の世界」ではなく「意識の世界」から見たこの宇宙とは。そして、これからの時代を生きる人々に求められる真の生き方とは。
間もなく21世紀を迎えようとしていた時代の転換期に、「進歩と調和」、「共生と進化」を主要なテーマとしてこの世界を鋭く見つめた著者が綴った、今も色褪せることのない人生の啓蒙書。
[目次]
まえがき
第1章 20世紀人間と21世紀人間
第2章 進化する宇宙と人間
第3章 利他の花咲く村つくり
あとがき
著者プロフィール
[担当からのコメント]
本書の内容が書かれたのは2000年というまさに時代の転換期でしたが、それから年月が経った現在でも「心」を置き去りにした「物」の時代であることは変わっていない、むしろその流れは加速しているように思えます。まだまだ続く21世紀という時代を、私たち現代人はどう生きていけばいいのか。自立と奉仕をモットーに、物と心のバランスのとれた村つくり活動もしている著者が、当時記した考察に興味のある方はぜひ、本書をご一読ください。
[著者略歴]
阪上 好延(ハンジョウ・コウエン)
1942年12月 大阪市生まれ。
若きころより人生とは何か人間とは何かを求め、地域の青年サークルや組合活動を通して社会主義思想に人間性の解放を求めたが、心なき唯物思想に疑問をもつようになる。
その後職業会計人として独立開業し人間中心の経営を求めるが、47歳に唯心の世界を見極めたいとの思いで宗教団体に出家する。
しかし真の人間性の解放は既存の宗教組織の中ではなく、現実の生活や仕事の中にこそ道があることを体感し、再び職業会計人としての道を歩みながら唯物論と唯心論を統合した新たな21世紀人間像および21世紀経営像を探求している。
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