石高での3年間は永遠に私たちの宝物です!─ある県立高校の『学年通信』36ヵ月のドラマ・青春の輝跡
(著) 山上修
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受験だけの3年間にしない。人生を、思春期をどう生きるか考え、失敗を恐れずチャレンジし、完全燃焼させたい、との思いで、学年主任として毎月、3年間発行し続けた「学年通信」*をそのまま掲載。
入学時には、青春ど真ん中の高校生活をどう生きるかを問い、進路選択の前には、どんな生き方、どんな仕事があるか、数々の例を示し問いかけ、石舞祭(学園祭)の前には全員完全燃焼のためのエールなど、時季ごとに迫った。
毎月の問いかけに、敏感に反応する生徒たち。全身全霊を尽くした高校最後の石舞祭。底知れぬ力を発揮し、自分を変え、人も変え、奇跡を生む。卒業式の答辞*で、生徒たちは全員の思いを集め、練り上げ、3年間の輝跡を謳いあげた。
そして卒業式を前後して、続々入る受験合格の知らせ。これまでの実績をはるかに超えていく。かれらは、受験でも大飛躍した!
本書は、青春を謳歌し、人生どう生きるかを考えたい君に、そして受験にも成功したい君におすすめ!また、学級担任や学年主任として、生徒の心に響く学級通信、学年通信を書きたいと願う先生方に、教職志望の学生さんにおすすめ。さらに、保護者の方々にも、高校生理解の一助に。<*註 滋賀県立石山高校のある学年の「学年通信」3年分。*註 心揺さぶる答辞も全文掲載!>
[目次]
はじめに
電子書籍版の発行によせて(2020年夏)
輝跡の学校POD版の発行によせて(2024年夏)
書評 本書について
「石高(いしこう)での3年間は永遠に私たちの宝物です」
学年通信『21世紀を見つめて今を生きる』
№1 1年生4月号〈2000.4.10発行〉
№2 1年生5月号〈2000.5.1発行〉
№3 1年生6月号〈2000.6.6発行〉
№4 1年生7・8月号〈2000.7.17発行〉
№5 1年生9月号〈2000.9.1発行〉
№6 1年生10月号〈2000.10.2発行〉
№7 1年生11月号〈2000.11.4発行〉
№8 1年生12月号〈2000.12.22発行〉
№9 1年生1月号〈2001.1.9発行〉
№10 1年生2月号〈2001.2.6発行〉
№11 1年生3月号〈2001.3.23発行〉
№12 2年生4月号〈2001.4.9発行〉
№13 2年生5月号〈2001.5.2発行〉
№14 2年生5月号号外〈2001.5.2発行〉
№15 2年生6月号号外〈2001.6.4発行〉
№16 2年生6月号〈2001.6.5発行〉
№17 2年生7・8月号〈2001.7.19発行〉
№18 2年生9月号〈2001.9.1発行〉
№19 2年生10月号〈2001.10.5発行〉
№20 2年生11月号〈2001.11.6発行〉
№21 2年生12月号〈2001.12.21発行〉
№22 2年生1月号〈2002.1.8発行〉
№23 2年生2月号〈2002.2.5発行〉
№24 2年生3月号〈2002.3.22発行〉
№25 3年生4月号〈2002.4.8発行〉
№26 3年生5月号〈2002.5.2発行〉
№27 3年生6月号〈2002.6.4発行〉
№28 3年生7・8月号〈2002.7.19発行〉
№29 3年生9月号〈2002.9.2発行〉
№30 3年生10月号〈2002.10.8発行〉
№31 3年生11月号〈2002.11.5発行〉
№32 3年生12月号〈2002.12.20発行〉
№33 3年生1月号〈2003.1.7発行〉
№34 3年生2・3月号〈2003.3.1発行〉
私が伝えたかったこと
~誰もが充実した人生を送れるように~
おわりに
著者プロフィール
[担当からのコメント]
本書を読むと、理想の教育というのはただ勉強を教えるだけではなく、生徒たちとの対話を大事にすること、そして勉強の先にある人生を示してあげることにあるのだと痛感します。現役の先生方はもちろん、教師を目指している学生の皆さんにも読んでいただきたい一書です。
[著者プロフィール]
山上 修(やまがみ おさむ)
1943(S18)年滋賀県大津市生まれ.大津市立長等幼・長等小・皇子山中・膳所高・京都大文学部史学科現代史学専攻卒.滋賀県立膳所高通信制・堅田高・石山高で社会科担当。
この間、滋賀県同和教育研究会事務局長・2004年定年退職後、滋賀県立大・滋賀大経済学部非常勤講師(社会科・公民科教育法・生活指導論・教師論担当/2014年度まで)、滋賀県民主教育研究所事務局長(2012年度まで)。
民主教育研究所評議員。科学者会議滋賀支部幹事。
著作
・「教科学習と子どもの人権」(滋賀県民主教育研究所研究紀要創刊号『学校教育と子どもの人権』1991)
・『輝跡!21世紀を見つめて今を生きる-学年通信で綴るある高校の36ヶ月』(文芸社2005)、
・「大震災の惨状と原発事故の深刻化に直面して~滋賀の子どもたちにどう向き合えばいいでしょうか」(同上研究所ブックレット『原発・放射能問題にどう向き合うのか~いのちとびわ湖を守るために』2013)
・試論「徳川と明治憲法と日本国憲法~立憲主義と外見的憲主義~世界史上例のない”徳川200年の平和”は幕末に始まった”戦争の時代”を経て日本国憲法下で復活し”平和の70年”とつながった(同上研究所『年報教育研究しが2017年度版』2017)、
・編著『子どもたちの力でいじめ・自殺・克服にとりくむ学校・社会を~大津いじめと自殺について滋賀民研の見解と提言』(滋賀県民主教育研究所2018)
・『輝跡の学校:『学年通信』で描くある高校の36ヵ月』(電子版、22世紀アート2020年)・編著『山上佳子 追悼文集と教育実践の記録』(22世紀アート2020年)
・『夢見る学校 求めていた理想の学校』(滋賀県民教育研究所 研究所通信2022年4月)他
・大津市在住
新刊情報