ユダヤ人はなぜ選民なのか?:和解の福音

(著) 石川洋一

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[商品について]
―地上のすべての民族は、あなたによって祝福される:「創世記」12章3節―
主が再臨される計画書である聖書を深く読んでいくと、その計画の一端を垣間見ることができる。本書ではその一つとしてイスラエルを取り上げ、「イスラエルはなぜ選民なのか」をテーマに、イスラエルのために祈るようになった経緯・歴史やイスラエル民族が選ばれた目的とイスラエルの選択、迫害されるイスラエル民族とキリスト教会との関係など、いまイスラエル民俗とキリスト教会がなすべきことを「和解の福音」として提言する。

[目次]
まえがき
第一章 イスラエルのための祈りの歴史
一 再臨信仰とイスラエル
神様の時間
イスラエルの回復
二 イスラエルのための祈りの歴史
聖書学院のリバイバル
ユダヤ人大虐殺
きよめ教会の救済活動と弾圧
森五郎師の検挙
祈りの答え
三 イスラエルのための祈りへの導き
イスラエルのための祈りのみことば
第二章 神様がイスラエルを選ばれた目的と使命
一 歴史に残るユダヤ人
二 ヘブル人とイスラエル人とユダヤ人
ヘブル人
イスラエル人
ユダヤ人
三 アブラハム契約
アブラハム契約
イスラエルが受ける祝福
パウロの開眼
四 神様の人類救済計画
アダムとエバ
カインとアベル
ノアと箱舟
五 選びとは
六 神様はアブラハムに何を期待したか
すべての人の救い
第三章 選ばれたイスラエルの信仰と行動
一 イスラエルの歴史
ダビデとソロモン
北王国イスラエルの滅亡
南王国ユダの滅亡
第一次帰還
神殿再建
第二次帰還
エズラの宗教改革
律  法
エズラの考え
エズラの指導
人はみな罪人 義人はいない
エズラの祈り
神様の創造の業
形骸化された律法
イエス様のエルサレム滅亡の預言と警告
偶像崇拝
心の断食
二 イスラエルの純粋性――純粋なユダヤ人はいるのか
アブラハム
イ サ ク
シメオンとレビのだまし討ち
ヨシュア記
ル  ツ
ヤコブの息子ユダ
ヨ セ フ
その他のヤコブの子供
モ ー セ
ダビデの系図
ダビデの罪
ソロモン
レハブアム
ユダヤ人の純粋性
エジプトで養われる
アブラハム・イサク・ヤコブの出身地
南北王朝の滅亡
バビロンからの帰還
エズラの強制離婚政策
律法に対するイエス・キリスト様の考え方
ローマによる滅亡
イエス様のとりなしの祈り
三 神様との契約
ユダヤ人は特別なのか
イスラエルの悩みの解消は
奥  義
第四章 創世記一二章三節と新約時代
一 創世記一二章三節とキリストの降臨
二 創世記一二章三節と十字架
三 創世記一二章三節と復活
四 創世記一二章三節とペンテコステ
五 パウロの重荷と働き(使命と責任・ローマ人への手紙)
六 律法と十字架
七 教会時代――使徒たちの働き
八 弟子たちの献身
九 イスラエルの回復
第五章 なぜイスラエルは迫害されるのか
一 旧約時代の迫害
出エジプトの動機
エステル記の迫害
アンティオコス・エピファネス(BC一七五~一六三年在位期間)の迫害
二 新約時代の迫害
ローマ軍による迫害
ビザンチン時代の迫害
イスラム教征服時代の迫害
十字軍時代の迫害(一〇九九~一二九一年)
スペインの迫害
ロシアのポグロム(破壊)
ドイツのホロコースト
フランスのホロコースト
三 イスラエルが迫害される理由
第一に、ユダヤ人の民族性
第二に、律法的な信仰
第三に、血の復讐
第四に、同化できない摂理
第五に、ユダヤ人の罪の刈り取り
第六に、ユダヤ人が世界のすべての民族を理解するため
第七に、人間の一般的観測
第八に、サタンの活動の目的
四 シオニズム運動
建国の愛
ユダヤ人の反応
シオニスト会議
中東戦争
東の国日本におけるイスラエルのための祈り
第六章 キリスト教会の過ち
一 ローマ・カトリックの取り組み
反ユダヤ主義の見直し
ユダヤ人迫害に対してのローマ法王の謝罪
バチカン極秘文書公開
ローマ・カトリックの過ちの清算
二 プロテスタント教会の対応
宗教改革者マルチン・ルターの対応
教会令とナチの法律
元ドイツ大統領のワイツゼッカー氏のことば
前ドイツ大統領のヨハネス・ラウ氏のことば
ドイツの国内の空気
ルーテル派以外の教会はどうしたか
日本のキリスト教会は
第七章 和解のための活動
一 謝罪活動
謝罪文の作成
ネタニアフ・イスラエル首相に謝罪文を渡す
二 第一回謝罪聖地旅行
三 第二回謝罪聖地旅行
謝罪旅行プラン
謝罪文の翻訳と送付先リスト
謝罪旅行の出発
和解の記念の品
導きの中の謝罪
メシアニック・ジューの方々への訪問
謝罪旅行を終えて
四 謝罪と和解のセレモニー
駐日イスラエル大使を迎えて和解のセレモニー
駐日イスラエル大使の挨拶
主管者のメッセージ
第八章 これからのプロテスタント教会は何をすべきか
一 和解の福音と歴史の検証
ビリー・グラハム師への書簡と返信
ビリー・グラハム先生へ差し上げた手紙 Ⅰ
ビリー・グラハム先生へ差し上げた手紙 Ⅱ
ビリー・グラハム師からの返信
二 歴史の検証とその結果に対する対策
クリスチャンのとりなしの祈り
クリスチャンは不要か
イスラエルの民族的救いはあるのか
第九章 ユダヤ人がしなければならないこと
一 ユダヤ人が知らなければならないこと
神様はすべての人を愛していること
自分たちの罪を認識すること
なぜローマによって滅ぼされたかを知ること
二 ユダヤ人に対する期待
三 イスラエルの悔い改め
四 ユダヤ人の働き
五 アラブとの和解
第十章 イスラエルに対する聖書の預言
一 イスラエルは神様に愛されている
二 イスラエル全家(十二支族)の回復の約束
三 イスラエルは世界の霊的リーダーになる
四 ヤコブの悩み
五 イスラエルの霊的復活
六 イスラエルの働き
七 サタンの活動の目的
ま と め
あとがき
付  録
キリスト教会史におけるイスラエルに対する謝罪
『ローマ教皇庁とイスラエル国との今後の関係を規定する基本合意文書』要約
参 考 文 献

[担当からのコメント]
ユダヤ人やイスラエルは、一般の人にとっても現代の世界を生きるうえで知っておくべき重要なキーワードです。再臨信仰の書として、また聖書研究の書としても示唆に富む本書、ぜひご一読ください。

[著者略歴]
石川 洋一(いしかわ・よういち)

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