かえりなん いざ:果てしなきふるさとへの灯火
(著) 加藤教四郎
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[商品について]
―思えばはるばる遠く来たものだ。―
古稀を記念して自分史を上梓した際、喜寿の記念にはその続編を出版しようと思ったものの、いつの間にか77歳はもうすぐ目の前に・・・。二度の緊急入院に加え、心身の衰えもあり、とにかく元気なうちに出版しよう、との思いから書きあげた本書は、当初の予定とは少し違う内容になりながらも、故郷と亡き父母への尽きぬ思いを綴った文章や、以前出版した自分史が完成するまでの裏話、はまたま近年知人に送った、自身の近況報告を綴った年賀状の原文まで、あんな話やこんな話が詰まったオリジナルの喜寿記念自分史が出来上がりました。
[目次]
序にかえて(喜寿記念のこと)
一、望郷の詩(うた)
二、秋来たりなば、冬また遠からじ
三、終の栖処(ついのすみか)
四、戦いすんで
五、「モグ」の旅立ち
六、往時茫々
七、近況報告にかえて──年賀状による、恒例の「近況ご報告」など、年賀状雑感──
八、写真による埋草(うめくさ)(「そんな中での一枚など」ほか)
あとがき──往時茫々
著者略歴
[担当からのコメント]
実際には会ったことはないのに、その経歴や人生の歩みを読んでいると著者のことがもっと知りたくなる。本書はそんな不思議な感覚を味わえる自分史となっています。なかには、愛犬との別れを綴ったものや国鉄職員時代の話など、様々なエピソードが綴られていますので、ぜひじっくりと著者の人生を感じてみてください。
[著者略歴]
加藤 教四郎
昭和五年十月三十日生まれ
鳥取県(日野郡日南町)出身
国鉄在職中
新幹線総局(広島車掌所長)
広島鉄道管理局(事業開発部管理課長)
三原駅長、徳山管理駅長(現、周南市)歴任。
日本国有鉄道 参事
国鉄退職後
広島駅弁当(株)営業部長
中国車販(株)代表取締役社長
平成十四年
『各駅停車 一炊の夢』――古稀記念誌(溪水社)
平成二十二年
『かえりなん いざ』――傘寿記念誌(溪水社)
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