あの峠を越えて: 広島県の二百峠を歩く

(著) 大坂佳照

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作品詳細

広島県の峠を【拡張発展型峠】【生活道型峠】【懐古型峠】【機能喪失型峠】の4つに分類し、特色や歴史、そこで出会った人達とのエピソードを織り交ぜ、広島県の歴史資料にもなる一冊。

ー本文よりー
峠のなかには、歩いてはいても、ここに載せていない峠もある。また、住居の関係上、備後地域の峠が十分カバーできなかったのは残念である。
歩いてみて、痛感したことが一つある。国道や県道として残り、大いに繁栄している峠は、もはや人の歩く道ではなく、車のためのより早い通過点として機能しているのみであり、それ以外の多くは、いまや歴史の彼方に消え去ろうとしているかに思われた。そして、本作が、過去を懐しむためだけの、鎮魂の書に終わらないよう、これからもカタツムリのごとき歩みをつづけたいと思っている。

著者プロフィールーーーーー
大坂 佳照(おおさか よしてる)
昭和16年11月、広島市生まれ。広島市安佐南区在住。
広島県・市立高等学校等に勤務後退職。平成20年、『広島県の峠を歩く』(文芸社)を出版。現在も、趣味の峠歩きを続けている。

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